当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

AppleのデザイントップAlan Dye氏、Metaで何すんの?ザッカーバーグが説明

「AIを新しいデザイン素材に」Reality Labs新スタジオ設立、デザイン副部長も参加

Mediamodifier wV 05P t15Y unsplash

MetaのCEO、Mark Zuckerberg氏が、Reality Labs内に新しいクリエイティブスタジオを設立することを明らかにした。このスタジオは、Appleから移籍するAlan Dye氏が率いる。Zuckerberg氏はThreadsへの投稿で、「インテリジェンスを新しいデザイン素材として扱う」という野心的なビジョンを掲げ、デザイン、ファッション、テクノロジーを融合させた次世代の製品体験を創出すると述べた。

新スタジオはMetaにおけるデザインの地位を高め、ハードウェアとソフトウェアを橋渡しする象徴的な製品を構築してきた深い経験を持つ才能あるグループを結集させることを目指すという。

「AIを新しいデザイン素材に」という革新的アプローチ

Zuckerberg氏は投稿で、新スタジオのコンセプトを詳しく説明している。「デザイン、ファッション、テクノロジーを統合し、次世代の製品と体験を定義する。我々のアイデアは、インテリジェンスを新しいデザイン素材として扱い、それが豊富で、有能で、人間中心である時に何が可能になるかを想像することだ」と述べた。

さらに、「AIグラス等のデバイスがテクノロジーや人々との繋がり方を変える新時代に突入している。可能性は巨大だが、最も重要なのは、これらの体験を自然で、真に人々を中心に据えたものにすることだ」と強調。新スタジオでは、あらゆるインタラクションを思慮深く、直感的で、人々に奉仕するために構築することに注力するとしている。

Appleデザイナー2名を含む豪華メンバー構成

新スタジオには、Dye氏とともにAppleのデザインチームでDye氏の副部長を務めていたBilly Sorrentino氏も参加する。Sorrentino氏はAppleのHuman Interface Designチームに10年間在籍し、iOS 26のLiquid Glassデザイン刷新にもDye氏とともに携わってきた人物だ。

さらに、Reality Labs全体のインターフェースデザインを率いてきたJoshua To氏、Pete Bristol氏率いるインダストリアルデザインチーム、Jason Rubin氏率いるメタバースデザイン・アートチームも参加する。クラフト、クリエイティブビジョン、システム思考、そして象徴的な製品を構築してきた深い経験を組み合わせた才能あるグループとなる。

AR/VR、AIグラスへの本格展開を加速

Metaは現在、Quest VRヘッドセットと、Ray-BanやOakleyと共同開発したAIスマートグラスを販売している。同社はハードウェア分野へのさらなる進出を目指しており、拡張現実(AR)グラスの開発にも注力中だ。

Dye氏は2006年にAppleに入社し、2012年にJonathan Ive氏のチームに加わってiOS 7の開発に携わった。2015年以降はAppleのユーザーインターフェースデザインチームを率いてきたJony Iveとともに働いた数少ない残存デザイナーの1人だったが、12月31日からMetaでの新たなキャリアをスタートさせる。Zuckerberg氏は「Dye氏とSorrentino氏をMetaに迎え、私、Boz、そして我々のチームとともにこの重要な仕事を前進させることに興奮している」と締めくくった。

Threadsで見る

もっと読む

12本の記事を表示する
公開情報
執筆者g.O.R.i
コメント(0件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「Facebookニュース・噂 ・最新情報」新着記事
トレンド検索