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AppleのMRヘッドセットはWWDC発表確実?発売は早ければ秋頃か

基調講演で僕らが目にするのは、入念に作り込まれたプレゼンテーション用のデモ機になるだろう

Apple Reality Pro

AppleのMRヘッドセット(Reality Pro)は、日本時間6月6日より開催するWWDC23で正式発表する可能性が高い。WSJによると、披露はWWDCで行うものの、「一般発売は早くても秋以降」と指摘。量産は12月まで予定されていないという。

よってWWDCの基調講演で僕らが目にするのは、入念に作り込まれたプレゼンテーション用のデモ機。Appleは数カ月間にわたって準備を進めてきたそうだ。

AppleのMRヘッドセットはスキーゴーグルのようなデザインを採用し、外部接続のバッテリーパックを必要とする。「バーチャルな世界をゴーグル内の画面で体験」しながら同時に「外向きカメラを使用して現実世界も見れる」仕組みとなっていると解説している。

一般発売は数カ月先が予定されているが、すでにApple内部やサプライチェーン関係者から延期を懸念する声があがっている。新しいソフトウェアとの統合、生産、市場などの課題があり、予想されている3,000ドルの価格は多くの消費者にとって手が届かない。

Appleは昔から「1番乗り」に興味はなく、市場に遅れてでも「完全な形」で製品を投入することにこだわりを持ってきた。しかし現時点で報じられている情報が事実だとすれば、AppleのMRヘッドセットは未完成である印象を受ける。

市場を生み出す能力に長けているAppleだが、AR、VR、MRなどのバーチャル領域でも数々のハードルを乗り越えメインストリームにできるのか、注目が集まる。

(Source: WSJ via 9to5Mac

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執筆者g.O.R.i
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