結局どうなの?Apple Watch先行レビューの気になるポイントまとめ
昨日、大手メディアによるApple Watchの先行レビューが公開された。
Apple Watchの魅力や操作方法、活用方法などと幅広く紹介されているが、結局のところApple Watchはどうなのか。そして結局Apple Watchは何ができるのか。
公開された各レビュー記事の気になったポイントを抜粋してまとめたので、どうぞご覧あれ!
Apple Watchはこんなことができる
Apple Watch非対応アプリでも通知を受信する
意外だったのはApple Watchアプリを用意していないiPhoneアプリでも、そのアプリの通知はApple Watchに表示される、ということ。対応アプリは通知に対して何かの操作をすることができるそうだ。
Apple Watchに対応していないアプリでも、iPhoneで通知が受け取れるものであれば、そのままApple Watchにも表示される。対応アプリであれば、Apple Watchからあらかじめ設定したメッセージを返すこともできるし、iMessageであれば音声を吹き込んで返信する、あるいは絵文字などを送る、いったことも可能だ。
通知はアプリごとに個別で設定可能
iPhoneアプリの通知が全てiPhoneに表示されるとなるとApple Watchの電池が浪費してしまう、と心配する人もいるかもしれない。どうやら通知は専用アプリで細く制御することができるようだ。
必要であればApple WatchとペアリングしたiPhone側で個別にApple Watchでも表示するか否かを設定することもできる。
via 林信行による世界先行レビュー:Apple Watchが腕時計とウェアラブルの概念を変える (1/5) – ITmedia PC USER
やはり生活防水程度の防水仕様
注目されていた防水機能だが、やはり生活防水程度の防水仕様となっていて、付けたまま風呂に入るのは厳しいようだ。トライアスロン選手がApple Watchを付けたまま競技に挑むことはできそうにない。
お風呂に入ったりするのは厳しいようです。しかし、日常生活で、手を洗う時に水がかかる、雨の日に時計に雨がかかる、といった程度であれば、問題なさそうです。
電池持ちは「毎晩充電は必須」、iPhoneの電池に影響も
電池持ちに関してはやはり毎晩の充電が必要であるというのが共通見解。1日は持つが、2日目はさすがに厳しいようだ。
一方で電池持ちという観点では常に通信をしているiPhoneの電池持ちに影響があるようだ。「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」を使っている人ならまだしも、「iPhone 5」を使っている人はバッテリーが減りやすいかもしれない。
気になるのが電池寿命です。スペックでは18時間とありますが、実際に使った感じでは、朝から晩まで使い続けても問題はありません。夜、充電を忘れても、翌日の午後ぐらいまでは持つ感じです。しかし、丸2日間は厳しそうなので、毎晩、充電した方がいいでしょう。
(中略)
ただ、一方でiPhoneの電池が早くなくなるような気がしています。これは常にApple Watchと通信をしているからかも知れません。
ネットなどでApple Watchに対する不安としてよく見かけるのはバッテリーの動作時間だろう。これについても、朝の9時から深夜まで撮影が続いた日はさすがに途中で30分ほどの充電を行ったが、それ以外の生活ではバッテリー切れで困ったことはない。
(中略)
バッテリーの持ちで言えば、一緒に持ち歩くiPhoneのほうが確実に持ちが短い。寝る前、iPhoneと一緒に充電するのを忘れなければバッテリー切れで困ることはほとんどないと思う。
via 林信行による世界先行レビュー:Apple Watchが腕時計とウェアラブルの概念を変える (1/5) – ITmedia PC USER
その他利用できる機能
Apple Watchができることをまとめると以下にまとまるのではないかと思う。こうして見るとできることは限られているかもしれないが、レビュー記事を読む限りではそれぞれの機能が作りこまれているようだ。
- 時計機能
- 顔の方を向いているときだけ、画面内容が表示される
- プライベートな情報を人に覗かれるのを防ぐという役割も果たす
- 音声通話
- Handoffを利用してiPhoneとの切り替えをスムーズに行える
- 音楽再生
- 一部の音楽ファイルをApple Watchにコピーしておくことも可能
- カメラの遠隔操作
- Apple Watch上のシャッターボタンを押してカメラのリモコン撮影が可能
- フィットネス系機能
- 消費カロリーや運動量などを自動的に記録
- 座り続けると立ち上がるよう、通知
- セキュリティ機能
- 腕から外すと自動的にロックがかかり、4桁の暗証番号を入力しないと時計以外の機能が使えない状態になる
- 脈拍などを測れるセンサーによってユーザーが時計を腕に装着しているかどうかも検知
Apple Watchがあると生活はどう変わるのか
Tim Cook氏も舞台上で明言せず、これまで公開された各動画でもしっくりくる解答がなかった。やはり最も気になるのは「Apple Watchがあると生活はどう変わるのか」。以下にそれぞれの意見を抜粋して載せておく。
1週間使って、感じたのは「iPhoneを持つ時間が短くなった」という点です。これまでは、電車のなかや友達と食事をしていても、ついiPhoneを触って、メールなどをチェックしていましたが、Apple Watchを装着することで、そうした時間が減りました。
Apple Watchを使っていて、一番、便利に感じるのは、さまざまな通知を逃さないことだ。
荷物を持って両手がふさがっている状態でも、手首をくいっとかえせば通知を読むことができる。
via ASCII.jp:Apple Watch: アップルによる腕時計の再定義 (1/4)|新MacBookとApple Watchを知る
パソコンは、いわば数時間“見つめ合う”機械だが、スマートフォンは1回あたり数分間見つめる機械だった。これに対して腕時計は、腕をずっとあげたままにしておくのも辛いので、数秒間だけ見て用事を済ますという使い方がもっとも向いている。
グランスは、まさにそうしたやりとりのために用意された。必要な情報だけを表示したり、いつもやる決まりきった操作だけを行なうための機能で、パソコンでいう所の「ウィジェット」に近い存在だ。
via ASCII.jp:Apple Watch: アップルによる腕時計の再定義 (1/4)|新MacBookとApple Watchを知る
Apple Watchを1週間ほど試用してみて、やはり一番便利に感じたのはメッセージの送受信だ。
iメッセージが届くとキーンという鈴をならすような音が鳴り画面にメッセージが届く。いちいちポケットからiPhoneを取り出さないでも、手元で確認して、急用でなさそうなら後回しにできるというのはなんとも気分が楽だ。これがiPhoneだと、せっかくポケットから出してロック画面を解除してしまったからと、ついついFacebookの他の人の投稿を見たりと余計なことをしたくなり、気がつけばずっとiPhoneをいじってしまう。
Apple Watchだと、片腕をそんなに長時間あげっぱなしにしておくのがそもそも厳しいので、返事をする場合も比較的簡単に終わらせてしまう。
via ASCII.jp:Apple Watch: アップルによる腕時計の再定義 (1/4)|新MacBookとApple Watchを知る
Apple Watchは、試用していたわずか1週間の間だけでも、iPhoneとの見事な連携によって、1日に接する情報の全体量をスリム化し、コミュニケーションをシンプル化してくれた気がする。
今、コミュニケーション疲れ、ソーシャル疲れを感じていた人たちにも、改めて心地よく楽しかったデジタルコミュニケーションのあり方を再度実感してもらえる、期待できるデバイスではないかと思う。
via ASCII.jp:Apple Watch: アップルによる腕時計の再定義 (1/4)|新MacBookとApple Watchを知る
Apple Watchを使い始めたことでiPhoneを使うことがなくなったか、と言えばそんなことはない。しかし、わざわざポケットに手を伸ばしてiPhoneを取り出してくる必要が確実に減ったのは確かだ。
(中略)
それが腕をあげて「あ、この内容なら返事はあとで落ち着いた時に、まとめてiPhone(あるいはパソコン)から行おう」とiPhoneをポケットにしまったままにしておくことが増えたのだ。
via 林信行による世界先行レビュー:Apple Watchが腕時計とウェアラブルの概念を変える (1/5) – ITmedia PC USER
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