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FacebookとInstagram、独自の”お金で買える青いバッジ”を発表

認証サブスクリプションサービス「Meta Verified」を正式発表

Dawid sokolowski rqnaRQCEVsE unsplash

Facebookは2月20日、FacebookおよびInstagramユーザー向けの認証サブスクリプションサービス「Meta Verified」発表した。価格はウェブで月額11.99ドルだが、iOSは月額14.99ドルで提供される。価格差の理由は明らかにしていないが、”Apple税”回避目的のためと見られる。

利用には18歳以上であり、政府IDにある名前と写真がFacebookまたはInstagramに投稿されているものと一致している必要がある。同じ政府IDに紐付いていれば、FacebookとInstagramの両アカウントが認証されると見られる。

セキュリティ向上やカスタマーサポートの提供がメリット

認証されたユーザーは青い認証済みバッジが付与され、なりすましによる追加の保護、直接カスタマーサポートを受けられるなどのメリットを享受できる。まずは今週中にオーストラリアとニュージーランドで提供開始。他の国では順次提供するとしている。

一見するとTwitterの二番煎じだが、認証には政府IDの提示が求められるため複数アカウントの認証は事実上不可能。認証されたユーザーは実在する個人の証明となり、なりすましを阻止しやすくなる。

セキュリティが高まるは魅力的だが、「セキュリティを得られるために追加費用を求めることはおかしい」「ユーザー認証とセキュリティは分けて考えるべき」などの指摘もある。Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは、「政府IDを使った認証やカスタマーサポートの提供は膨大な費用がかかる」と理解を求めている。

日本国内での提供時期、および政府IDとの紐付けなど提供方法は明らかになっていない。

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執筆者g.O.R.i
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