SamsungとGoogle、次世代AR眼鏡で協業。Android XRプラットフォームを採用へ

SamsungのTM Roh氏がBloombergの取材で、GoogleとAR（拡張現実）眼鏡の共同開発を進めていることを明らかにした。具体的な発売時期は未定だが、「できるだけ早く品質と完成度を高めていく」と意欲を示している。

この発表は、昨年Metaが発表した初のAR眼鏡「Orion」に続く業界の大きな動きとなる。The VergeのAlex Heath記者は、一般消費者向けではないOrionを「印象的なデモ」と評価している。

新しいAR眼鏡はAndroid XRプラットフォームを採用する予定で、これは先日発表された「Project Moohan」と同じ基盤を持つ。The VergeのVictoria Song記者は、このプラットフォームについて「Meta Quest 3とVision Proを組み合わせたような体験」と評している。

新プラットフォームの特徴として、ピンチ操作によるアイテム選択や、側面タップでのアプリランチャー表示、Vision Pro風の視線キャリブレーション機能などが実装される。また、没入型モードでYouTubeやGoogle TVを視聴することも可能だ。

（Source: The Verge）