Galaxy S26 Ultraの「覗き見防止」機能がガチで凄すぎる。フィルムなしでここまでできるとは思わなかった
有機ELの仕組みを逆手に取り、横からの視線をディスプレイそのものでシャットアウト。しかも「通知だけ」「パスコード入力の瞬間だけ」とエリア指定で隠せる
正式発表されたGalaxy S26 Ultraは、フラッグシップモデルとして多くの魅力的な機能を備えている。史上最薄クラスのボディ、2億画素カメラ、Sペン内蔵——どれも十分に語れるトピックだ。ただ、発表会とハンズオンを通じて個人的に最も感動した機能は、スペックでも処理速度でもなく、プライバシーディスプレイだった。
すでに先行ハンズオン記事でも紹介しているが、改めてこの機能の魅力をじっくり伝えたいと思う。GIFアニメも用意したので、ぜひ最後まで読んでほしい。
プライバシーディスプレイ、想像の3倍すごかった
プライバシーディスプレイはS26 Ultra専用の機能で、いわゆる覗き見防止の仕組みだ。フィルムを貼るタイプの覗き見防止は昔からあるが、それとは根本的に仕組みが違う。
有機ELのピクセルは「広く光を飛ばす」動作と「真っ直ぐ光を飛ばす」動作を制御できる特性を持っている。プライバシーディスプレイはこの有機EL特有の仕組みを逆手に取り、正面から見た人には通常通り表示しながら、斜めや横からの視線には光が届かないようにしている。フィルムに頼らず、ディスプレイそのものでプライバシーを守れるのがポイントだ。
以下の動画を見てほしい。最初は有効化していない状態で、途中で有効化。画面の中身は見えなくなり、ディスプレイの指紋のみが目立つ状態に。しかし正面から見ると、確かに中身が見えている。

Special thanks to Leo Tohyama
実際にハンズオンエリアで横から覗いてみると、「今なにをやっているのか全くわからない」レベルで画面が真っ暗になっていた。正直これにはかなり大騒ぎしてしまったくらい感動した。「見えなくなる」と聞いていても、ここまでとは思っていなかった。
ただ「見えなくなる」だけじゃない。エリア指定ができる
プライバシーディスプレイがすごいのは、画面全体を隠すだけでなく、画面上の特定エリアだけを非表示にできる点だ。これが個人的には最大の感動ポイントだった。
対応しているカスタマイズは以下のとおりだ。
- 特定のアプリを開いているときだけオン
- ロック解除時のみオン(パスコードやパターン入力の瞬間だけ隠せる)
- 通知ポップアップの内容部分だけを隠す
「画面全体が見えなくなる」だけなら既存の覗き見防止フィルムと本質は変わらない。でも「パスコードを入力している瞬間だけ」「通知の本文だけ」「このアプリのときだけ」という細かい指定ができるのは、スマートフォンのディスプレイそのものが賢くなった感覚があった。これはフィルムでは絶対に実現できない。

強度の調整もクイックパネルからワンタップでできるので、シーンに合わせて都度切り替えやすい。ただし強度を上げると画面の指紋が少し目立ちやすくなるという声もあったので、そのあたりは使いながら自分好みのバランスを探っていく感じになりそうだ。
これ、日本人にドンピシャな機能だと思う
満員電車でスマホを開くのに、なんとなく躊躇したことはないだろうか。隣の人に見られているかもしれない、LINEの通知内容が見えているかもしれない、パスコードを入力している手元を見られているかもしれない——そういう小さなストレスが、日本の通勤電車には特に多い。
プライバシーディスプレイはまさにそのシーンにドンピシャな機能だと思う。「日本人のために作ったんじゃないか」と思えるくらい、日常のリアルなシーンにフィットする。
ちなみに、この仕組みは有機ELの特性を利用したものなので、理論上はiPhoneにも実装できなくはない。それがいつか実現するのかは分からないが、現時点ではGalaxy S26 Ultra専用の体験だ。
Galaxy S26 Ultra、スペックと価格もざっくりおさえる

最後に、Galaxy S26 Ultraのスペックと価格を簡単にまとめておく。
Galaxy S26 Ultraのボディは約164×78×7.9mm・約214gで、Ultraシリーズ史上最もスリムな仕上がりだ。Sペンを内蔵しながらこの薄さを実現している。ディスプレイは約6.9インチのDynamic AMOLED 2X(QHD+)で、プロセッサはSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy、OSはAndroid 16。カメラは約2億画素・F1.4の広角を筆頭に、超広角・光学3倍・光学5倍の4眼構成だ。
SIMフリー版(Samsungオンラインショップ)の価格は以下のとおり。
- 256GB(12GB RAM):218,900円
- 512GB(12GB RAM):246,400円
- 1TB(16GB RAM):299,200円
予約開始は2026年2月26日(木)、発売は3月12日(木)。カラーはコバルトバイオレット、ブラック、ホワイト、スカイブルーの4色に加え、Samsung.com限定のシルバーシャドウとピンクゴールドが用意されている。
S26 Ultraのその他のAI機能や全スペック、Qi2対応についての詳細は別記事にまとめているので、そちらもあわせてどうぞ。
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