「iOS 12」、NFCチップへのアクセスをデベロッパーに完全解放か
「iOS 12」ではサードパーティのデベロッパーに対し、iPhoneに内蔵されているNFCチップへのアクセスを完全に解放する可能性があると報じている。
The Informationによると、AppleはiPhoneが「Apple Pay」だけではなく、ホテルのドアキーや交通機関などでも活用されることを望んでいるとのこと。
「Apple Pay」以外でもかざすだけでNFCが利用可能に?
Appleは「iOS 11」で「CoreNFC」フレームワークを発表。RFIDタグをアプリで読み取ることを可能にしたものの、書き込み権限が提供されていないなど、利用できる機能は非常に限定的だった。
また、NFCのAPIを利用するためにはアプリが起動中となっていて、特別な画面が表示されていなければスキャン開始することができない仕様に。つまり、バックグラウンドで利用することができず、利用用途が限られていた。
「iOS 12」ではこの問題が解消され、iPhoneをホテルのドアにかざすだけでロックが解除できるなどの機能が利用可能になると伝えられている。Appleはすでに同社キャンパス内で実装しているそうだ。
この詳細は「WWDC 2018」で発表されると予想される。「WWDC 2018」の基調講演日本時間6月5日午前2時からライブ中継される。
(via 9to5Mac)
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