iOS/iPadOS 15.4やmacOS Monterey 12.3のBeta 5、開発者向けに配信開始
iOS 15.4はiOS 15の最後の大型アップデートになると見られている
Appleは3月2日、「iOS 15.4 beta 5」「iPadOS 15.4 beta 5」「macOS 12.3 beta 5」「tvOS 15.4 beta 5」「watchOS 8.5 beta 5」を開発者向けに配信開始した。
iOS 15.4の最新ベータ版では、AirTagを悪用したストーキングへの対策が含まれており、米国ユーザー向けに声の種類が追加され合計5種類になっている。Bloombergによると、iOS 15.4はiOS 15の最後の大型アップデートになるという。Appleは「iOS 16」を含む各種OSを、6月開催のWWDCで披露する見通しだ。
iOS 15.4では、Apple Watchなしでマスク着用時のFace IDが解禁。ロック解除だけではなく、Apple Payなどすべての機能がマスク着用状態で利用可能になった。新たに112種類の絵文字、iCloudキーチェーンにメモ機能、ショートカット実行時の通知オフなどが追加されている。
iPadOS 15.4とmacOS Monterey 12.3ではユニバーサル・コントロールが登場し、1台のキーボードとマウスで複数デバイスを行き来できる。iPad用Magic Keyboardのキーボード輝度を調整できる機能も登場した。
配布された各OSのビルドナンバー
今回配布された各OSのビルドナンバーは下記のとおり。
- iOS 15.4 beta 5 (19E5241a)
- iPadOS 15.4 beta 5 (19E5241a)
- macOS 12.3 beta 5 (21E5227a)
- watchOS 8.5 beta 5 (19T5241a)
- tvOS 15.4 beta 5 (19L5440a)
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