「iOS 8」で用意されているiPadの画面分割機能をシミュレーターで動作させた動画が公開!
「iOS 8」にはiPad限定で画面を分割してマルチタスクができる機能が用意されると言われていた。先日、Appleが同機能の開発を進めていることを裏付けるコードも発見された。
画面分割機能に関するコードを発見したデベロッパーSteven Troughton-Smith(@stroughtonsmith)さんが「iOS 8」のiPadシミュレーターをハックし、画面分割機能を動作させた動画を公開していたので、紹介する!
2本指によるスワイプで画面表示領域を制御可能に?
Troughton-Smith氏はシミュレーター上で画面の表示領域を調整するところまで制御することに成功している。残念ながら2つ目のアプリを起動するまでには至っていないようだ。
2本指によるスワイプで画面の表示領域を調整しているようだが、これがリリース時に採用されるかどうかは不明。画面は4分割され、アプリは画面の半分を占めるだけではなく、4分の1や4分の3だけ表示することも可能。
以下、シミュレーターで画面分割機能を利用している様子をご覧あれ!
考察:マルチタスクアプリの起動方法と終了方法
この機能で1つ気になることがあるとすればアプリの終了方法。マルチタスクのように画面全体を指数本でスワイプすると消えるようなジェスチャーを取り入れるのではないかとも思ったが、よくよく考えてみたらこの機能は単純に2つのアプリを並べて表示しているだけ。つまり、終了するも何も、1つのアプリを画面全体に表示すれば片方のアプリは「終了」したことになるのではないだろうか。同一画面で表示しているアプリの「終了」は「同一画面から非表示にする」と同じことになると予想している。
では現在起動しているアプリの横に別のアプリを表示したい場合はどうするか。一度ホーム画面に戻り表示したいアプリを立ち上げ、2本指で画面を分割。すると、起動しているアプリの直前に起動したアプリが表示される、という仕組みになるのではないだろうか。これであれば複雑な操作もなく、2本指の操作を覚えるだけで利用できる。
これらはあくまでも僕の予想ではあるので悪しからず!iPad miniでもこの機能を使えるようにして欲しいな!
(via 9to5Mac)