「iOS 8」内でiPadの画面分割マルチタスク機能に関するコードが発見される!
5月中旬に「iOS 8」からはiPadで2つのアプリを同時に起動できるようになるかもしれないと伝えたが、同機能は「WWDC 2014」には間に合わないと事前に予想されていた。
残念ながら「WWDC 2014」ではiPadの画面分割マルチタスク機能に関する発表はなかったが、デベロッパーSteven Troughton-Smith(@stroughtonsmith)さんが期待の新しいマルチタスクは確かに開発途中であることを決定づけるコードを公開している!
画面を半分に分割するだけではなく、3:1に画面を分けることも想定?
発見されたコードを写したスクリーンショットは以下の通り。「_insertMultipleAppDisplayLayout」と書かれていることから、アプリのレイアウトに関する記述であることが想定される。
Stevenさんによると、iPadにおける画面分割マルチタスク機能は噂通り開発されていたことが確認できた他、画面を半分に分割するだけではなく、画面全体を4分割して1つのアプリを3枠分(画面の4分の3)、別のアプリを残り1枠(画面の4分の1)で使うという使い方もできるようだ。今後、大型のiPadが登場した場合、これらの機能をより柔軟に利用できる可能性がある。
So… just in case there was any doubt left… iOS 8’s SpringBoard has code to run two apps side-by-side. 1/4 size, 1/2 size, or 3/4 size
— Steve T-S (@stroughtonsmith) 2014, 6月 9
2つのアプリで画面を分割する場合、マルチタスクバー内ではアプリアイコンではなく、「1つの画面」として表示されることも伝えている。
Side-by-side apps show as a single 'screen' in the App Switcher
— Steve T-S (@stroughtonsmith) 2014, 6月 9
iPadで複数のアプリを同一画面内で起動できるようになることは多くの人が切望していた機能。今秋に予定されている正式リリースまでには間に合うといいね!
(via 9to5Mac)