「iPhone 5c」が売れないのはほとんどの人がケースを付けてしまうから?!
「iPhone 5c」が売れているという印象はあまり受けない。事実、「iPhone 5s」の売れ行きの方が圧倒的であるようだ。
なぜ売れないのか。思っていたほど価格が安くないからか。「Touch ID」に対応していないからか。Piper JaffrayのアナリストGene Munster氏の調査結果よると、「iPhone 5c」が売れないのはほとんどの人がケースを付けてしまうことが原因であるとまとめている!
iPhoneにケースを付けるせいでポップなカラーはどうでもよかった?
iPhoneケースを付けずにそのまま使っている人は少ない。僕自身も「Sinji Pouch」や「Bluevision OsaifuSlim for iPhone 5」などでiPhoneをおサイフケータイ化しているため、ケースを付けずにはいられない。
Munster氏によると、「iPhone 5c」が売れない理由として「iPhone 5s」の方が性能が高く、金を出す価値のあるデバイスであることが明確だったことに加え、iPhoneにケースを付けることが当たり前となっているため、カラーバリエーションがそれほど魅力的に映らなかったのではないかと結論づけている。AppleはiPodのようにカラーバリエーションを魅力の1つとしてアピールしたかったようだが、同等の金額を支払うのであればどの道ケースを付けることを考えると、ポップなカラーリングよりも性能の高い「iPhone 5s」が選ばれてしまっているようだ。
「iPhone 5c」は発売前は「廉価版iPhone」と呼ばれ、低価格であることが期待されたが、結果的にほとんど値段は変わらないのにも関わらずスペックはiPhone 5とほとんど変わらず、実質カラーバリエーションが増えただけ。iPhoneは決して安い買い物ではない。カラーバリエーションは非常に魅力的ではあるが、ケースを付けることが当たり前となっている今、Appleの狙いは外れてしまったように思える。
ドンマイ、Apple!猿も木から落ちる!
(via Cult Of Mac)