Apple、「iPhone 8/8 Plus」の生産台数を半分に削減か
KeyBancのアナリストJohn Vinh氏が、アメリカではiPhone 8よりもiPhone 7の方が売れている、という衝撃の事実を明らかにした。
これは「iPhone 8/8 Plus」は見送って「iPhone X」を待つ人が数多く存在することだけではなく、旧モデルとの違いが伝わっていないと指摘されている。値下げされていることも関係しているかもしれない。
そのような状況の中、Economic Daily Newsが台湾のサプライチェーンから入手した情報によると、AppleはiPhone 8とiPhone 8 Plusの11月および12月分の生産台数を約半分に削減するとロイターが伝えている。
これほど早い時期に生産台数を削減するのは史上初
発売されてからたった2ヶ月で生産台数が半分にまで削減されるのは異例。iPhone史上初めてだと、Economic Daily Newsは説明している。
一見Appleにとってバッドニュースであるようにも思えるが、ある意味、グッドニュースであるとも言えるかもしれない。
というのも、同じ64GBモデルであればiPhone 8と「iPhone X」の価格差は34,000円。つまり、多くの人はiPhone 8を買わない代わりに数万円高い「iPhone X」を買ってくれるという見方もできるのだ。
「iPhone 8/8 Plus」が予想より売れなかったとしても、「iPhone X」が予想以上に売れてくれれば、Appleとしては特に問題ないはず。
とは言え、個人的にはAppleが「iPhone 8/8 Plus」のアピールに失敗している、という印象を受ける。「iPhone X」購入予定者のうち、半数以上が256GBを選択することが明らかになったアンケートでは、「iPhone X」の最も魅力的な機能について46%もの人が「ワイヤレス充電」、と答えている。
iPhone 8シリーズは、ガラス製のボディによってワイヤレス充電に対応し、「A11 Bionic」プロセッサを搭載、ディスプレイが「True Tone」になり、カメラが進化している。
カメラの細かい仕様を除き、これらは「iPhone X」と全く同じ。それに気づいていない人も多いのではないだろうか。
「iPhone X」の予約受付は10月27日(金)、発売日は11月3日(金)からとなっている。
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(via 9to5Mac)