iPhone 8よりもiPhone 7の方が断然売れているらしい
米国に住む500人を調査対象とした、2017年7月から9月における購入データをConsumer Intelligence Research Partners(CIRP)が分析した結果、iPhone 8とiPhone 8 Plusの売れ行きは全体の16%に留まり、過去のiPhoneモデルと比較しても販売台数が伸びていない、と指摘している。
もちろん、9月末で締められる四半期の購入データであるため、発売日によって期間が異なるが、それを踏まえた上でも例年と比較して盛り上がりに欠ける。
「iPhone X」登場による見送り、買い控えが発生か
過去のデータによると、「iPhone 6/6 Plus」は販売開始から11日間で同期間中に46%を占め、「iPhone 6s/6s Plus」は5日間で24%、「iPhone 7/7 Plus」は14日間で43%。「iPhone 8/8 Plus」は8日間で16%となっている。
これはあくまでも割合なので、日別で算出すると、「iPhone 6」シリーズは4.2%/日、「iPhone 6s」シリーズは4.8%/日、iPhone 7シリーズは3.1%/日だが、iPhone 8シリーズはなんと2.0%/日。
原因の1つとして間違いないのは「iPhone 8/8 Plus」は見送って「iPhone X」を待つ人が多い、ということ。「iPhone 8/8 Plus」を買うべき理由も十分にあるが、やはり「どうせ買うなら」と思い、買い控えしている人も少なくないはず。
もちろん、他にも原因はある。旧モデルが一斉に値下げされたことを受け、「iPhone 7/7 Plus」を買っている人も多いとのこと。なんと測定期間において、「iPhone 7/7 Plus」は全体の58%も占めていたことが判明。いや、むしろちょっと売れすぎでは……!
これは昨年、「iPhone 7/7 Plus」が販売された時の「iPhone 6s/6s Plus」よりも23%も高いという。
Appleは「iPhone 8/8 Plus」の生産台数を半分に削減と噂されている。異例の早さによる減産ではあるが、やはりiPhone 8シリーズはAppleにとっても予想外の売れなさだったのかもしれない。
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(via AppleInsider、MacRumors)