macOS Montereyの一部機能、Intel Macでは利用不可

macOS Montereyの一部機能は、Intel Macでは利用できない。新機能の一覧ページで紹介されている機能のうち、利用にはM1チップが条件となっているものがある。

Intel Macで利用できない機能一覧

Intel Macで利用できない機能は以下のとおり。

• FaceTimeビデオ利用時のポートレートモード（背景ぼかし）
• ライブテキスト関連機能（写真内の文字情報のコピペや翻訳）
• マップアプリ内のインタラクティブな地球表示
• マップアプリ内の詳細表示（サンフランシスコやニューヨークなど一部都市が対応）
• テキスト・トゥ・スピーチの変換機能
• オフラインで動作するオンデバイスキーボードの音声入力
• 音声入力による無制限入力

一部機能が利用できない理由は、機能の実行に欠かせないニューラルエンジンがIntel Macに搭載されていないからだという。

It’s because Intel Macs don’t have the neural engine these features require. M1 is an A14X+. T2 is an A10 (pre-ANE). T1 was an S2 (watch SiP). Previous Intel Macs had nothing. These features all lean on the neural engine. https://t.co/jxqB7LsR2Q

— Rene Ritchie (@reneritchie) 2021年6月9日

macOS Montereyの対応機種には、Intel Macは含まれている。Appleは2022年夏ごろまでに、すべてのMacラインアップをIntelチップからAppleシリコンチップへの移行を計画している。

macOS Montereyの対応機種、2015年以降のMacに引き上げ