スマホの自撮りで決済できるシステム、全国の20金融機関に導入へ
NTTデータと大日本印刷は、決済などの手続きの際にスマホの自撮りで本人確認を可能にする仕組みの開発を進めていると日本経済新聞が報じている。2019年度にも横浜銀行など、全国の20金融機関に導入を目指すとのこと。
大日本印刷と横浜銀が現在スマホ決済サービス「はまPay」で実証実験を進めているとのこと。NTTデータが加わり、全ての金融機関の口座と接続できるようになる。とのこと。
セキュリティの煩雑さを解消することが目的、安全性はいかに
「まばたきをしてください」などの指示に従い、目鼻の位置や輪郭などの情報を暗号化する。事前に登録した画像と照合し、一致した場合は認証する仕組み。
安全性の向上を目的として複数のパスワードの用意や「ワンタイムパスワード」の導入によってセキュリティ管理が煩雑になっていることを受け、顔認証の仕組みの導入によって一元化を目指し、煩雑さを削減することが狙い。
顔認証と言えば「iPhone X」の「Face ID」。「Touch ID」よりもセキュリティ精度は高いと謳っているが、これもまた諸条件があり、双子芸人ザ・たっちをはじめとした顔がそっくりな双子は「Face ID」がセキュリティとして役に立たない。10歳の息子の顔で母親の「iPhone X」で顔認証に成功したという事例もある。
金融機関に導入するのは果たして本当に安全なのか、気になるところだ。
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