AirPodsがリアルタイム通訳機能を搭載へ、iOS 19と連携し今年後半に実装予定
異なる言語を話す相手との会話をスムーズに、iPhoneの翻訳アプリと連携した新機能
Appleは今年後半、AirPodsにリアルタイム翻訳機能を追加する計画だ。Bloombergが報じたところによると、この機能はiOS 19と連携し、年内に予定されているAirPodsのソフトウェアアップデートで導入される見込みだ。
この新機能により、異なる言語を話す人々の間でより簡単な翻訳プロセスが実現する。ただし、この機能はiPhone上の翻訳アプリに依存する形となる。
例えば、英語を話すAirPods装着者がスペイン語を話す相手と会話する場合、iPhoneが音声を検出して翻訳し、英語でAirPods装着者に伝える仕組みだ。英語話者が応答すると、その返答がスペイン語に翻訳され、iPhoneから音声として出力される。現在のiPhone翻訳アプリでもこのような会話は可能だが、AirPodsに機能を組み込むことで、よりスムーズなやり取りが実現するだろう。
iOS 19でさらに進化する翻訳機能
この新しいAirPods機能に合わせて、AppleはiOS 19で翻訳アプリ自体も改良する計画だが、現時点では詳細は明らかになっていない。
Appleは2025年に発売予定の新型AirPods Pro 3を開発中だが、このiOS 19の翻訳機能は既存モデルにも提供される可能性がある。
近年、AppleはAirPodsのアップデートをiOSのアップデートと連携させている。例えば、iOS 18では聴覚健康機能のスイートが追加され、聴覚問題をテストし、問題が検出された場合にAirPodsを補聴器として使用できるようになった。
この翻訳機能の追加により、AirPodsの実用性がさらに高まることが期待される。特に海外旅行や多言語環境での仕事など、言語の壁を感じる場面で重宝するだろう。
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