2024年の新型Apple Watch、血圧管理や睡眠時無呼吸症候群の検知に対応か
健康管理デバイスとして新たな機能を来年追加するとの噂
2024年の新型Apple Watchは、血圧をモニタリングできる機能と睡眠時無呼吸症候群を検知できる機能をサポートする可能性がある。Bloombergが明らかにした。
新型Apple Watchは血圧上昇を検知可能なセンサーを搭載しており、高血圧の状況を記録できる。ジャーナルアプリと連係し、ユーザーに記録を促す機能が組み込まれているという。睡眠時無呼吸症候群は、呼吸と睡眠の傾向を分析した上で、症状の疑いがある場合はユーザーに警告する仕組み。
将来的には正確な血圧数値を提供し、関連性のある診断内容を提供できる仕組みも検討されているが、実装は当分先になりそうだ。また4年以上前から噂されている血糖値計測機能の実装も、搭載の目処が立っていない。
Appleの健康管理開発は拡大する一方だ。AirPodsでは歩調機能や聴覚テスト機能、Vision Proでは抗不安機能や改良された瞑想機能などの実装が検討されている。さらにVision Proではポジティブ思考を後押ししメンタルヘルスを向上する、空間コンピューターとしてならではのバーチャルリアリティ機能の実装も進められているそうだ。
健康管理以外では、AppleはAndroidのApple Watch対応計画を進めていたが、iPhoneの販売台数への影響を懸念して破棄したと伝えられている。海外では人気のメッセージツールとして使われている「メッセージ」アプリも、同様の理由でRCS対応(メッセージサービスの標準規格)を断固拒否しいる。
セットで使わなければならないという戦略は、ユーザーにとってエコシステムの乗り換えを阻む有効な”繋ぎ止め戦略”なのだろう。実はGoogleも、Pixel WatchをAndroid限定にしているからだ。
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