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【レビュー】ワイヤレスでも音に妥協したくない人向け!「Parrot Zik」なら本気で音楽を楽しめるBluetoothヘッドホン

Parrot Zik

iPhone 6 Plus」を手にしてからベスト・オブ・ワイヤレスヘッドフォンを探す旅に出ている。とにかくポケットから取り出すのが面倒なのだ。さらに、大きいのでケーブルが刺さっていると邪魔なのだ。

最近、「Jabra Move Wireless」を買って試してみた。これはこれで非常に良い。

ただ、僕はさらに良いものを求めていた。デザイン性・操作性・付け心地・音質。これらを兼ね揃えるワイヤレスヘッドフォンとして先日「Parrot Zik 2.0」が発表された。

今のところ僕は次購入するヘッドホンとして検討しているのだが、最新モデルの魅力を知るためには現行モデルを知った方が感動は大きいに違いない。「Parrot Zik」を貸して頂いたので、1週間使用してみた結果を紹介する!

「Parrot Zik」の外観をチェック

まずは「Parrot Zik」の外観をチェック。同梱されていたのは本体と色々と入っていそうな箱。
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箱のなかには専用のキャリーケースの他、本体の電池、充電用ケーブル、有線ケーブル、取扱説明書。
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このケーブルが非常に頑丈で、ケーブルらしくない材質なのがとても良い。ケーブルなので絡まるのは多少仕方がないとしても、断線するのはとにかく勘弁。この作りならその心配は無さそうだ。
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これがノイズキャンセリングを可能にするヘッドホン本体用の電池。
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手のひらに乗せるとこの程度の大きさ。
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続いて本体の外観をチェックしましょう!
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イヤーカップの底面に操作用のボタンがまとまっている。
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充電用の端子、有線ケーブル用の端子、マイク、電源ボタン。
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こちらにもマイク。正確なアクティブノイズキャンセリングを実現するために合計4つのマイクを搭載している。
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ヘッドバンド部分には「Parrot」の文字が記載されている。
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これがイヤーカップ。オーバーイヤータイプとなっているが、僕の耳はギリギリ収まる大きさだ。ちなみに、僕の耳のサイズは一般的な大きさだと自負している。
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イヤピースそのものは付け心地がとても良い。クッション性はもう少し欲しいところだが、長時間着けていて痛くなるような薄さではない。
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当然、ヘッドバンドの調整も可能。
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このオレンジ色はデザイナーPhilippe Starck氏のこだわりだそう。
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ところでアクティブノイズキャンセリングを利用するためには本体にバッテリーを入れる必要がある。一体どこにバッテリーを入れるのかと探しまわっていたところ、どうやら左のイヤピースの中に入れるそうだ。
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マグネットで開閉するようになっている。オシャレ!
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先ほどあったバッテリーを…
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…入れる!
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そしてイヤピースのカバーを閉める。以上で完了!
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「Parrot Zik」専用アプリをチェック

「Parrot Zik」の魅力は単にヘッドホン本体だけではない。専用のアプリと使うからこそ、最大限に活用することができる。

アプリを立ち上げると一番最初に目に入るのは「ルーリードによるチューニング」。これはLou Reed氏によるベストと思われるチューニング設定。確かに自分で設定しているより深く、重みのある音が楽しめる。スクリーンショットでは無効になっているが、僕はこのチューニングがとても気に入っているので有効にしている。
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続いてイコライザ機能。アイコンをタップすると以下のような画面が表示され、ポップ・クラブ・クラブ・パンチ・ディープ・クリスタルのプリセットイコライザに加え、ユーザーが自由に設定できるモードが用意されている。
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アクティブノイズキャンセリングが不要、という人はワンタップで無効にすることができる。アイコンをタップするとノイズキャンセリングに関する説明が表示される。
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ワイヤレスヘッドフォンで常に確認しなければならないのは電池の状態。「バッテリー」をタップすると現在の「Parrot Zik」の電池残量を知ることができる。もちろん、タップせずにトップ画面で残電池量は確認できる。
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コンサートホールエフェクト」は自分が聴いている音楽をどのような会場でどのようなスピーカーの位置から聴いているのかをカスタマイズすることができる機能。スピーカーの位置は30度から180度まで、部屋の種類はサイレントルーム・リビングルーム・ジャズクラブ・コンサートホールの4種類が用意されている。
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「アクセサリ」は「Parrot Zik」用アクセサリをアプリ内から購入することができる。バッテリーを都度充電するのが面倒、という人は予備の電池を購入しておいても良いかもしれない。
Parrot ZIk

「Parrot Zik」はワイヤレスとは思えないリッチなサウンドが楽しめる

気になる「Parrot Zik」の音質だが、ハッキリ言って僕は好きだ。すごく好きだ。

上記で紹介した通り、「Parrot Zik」には専用のアプリが用意されている。イコライザーや聞いている空間や仮想スピーカー位置の調整などを自由にできることから、1つの聞き方に固定されず、聞いている曲によって自由に変更できるのが非常に良い

例えば、ダンス系の音楽とアコースティックな音楽では求める音質は全く異なる。これまでのヘッドホンは用意された1つの音質でしか楽しめなかったが、「Parrot Zik」は曲によって変更が自由自在。この仕組みは他のヘッドホンにはない魅力だ。

ワイヤレスヘッドフォンと言うとどうしても音質を妥協していると思われがちだ。僕は音の専門家ではないので厳密な話は分からないが、過去にレビューしてきた有線ヘッドホンと比べて音質が落ちたと感じたことは一度もない。むしろ、音質は自分好みに調整できるようになったことに加え、煩わしいケーブルから解放されたというのは相当快適だ。もうワイヤードには戻れない。

「Parrot Zik」の特徴でもあるイヤーカップのタッチ操作は意外と精度が高く、誤動作もなく快適だ。右耳のイヤーカップの上下で音量、左右で曲変更、タップで再生・停止が可能になっている。マイク付きなのでそのまま通話することも可能だが、ノイズキャンセリングをしていると自分の声が大きくなってしまいがちなので注意が必要だ。

個人的に重宝しているのはヘッドホンを外すと自動的に曲が停止する機能。ヘッドホンを外しても曲が流れっぱなしということはなく、外した瞬間自動的に曲が停止するので誰かと立ち話をするためにヘッドホンを外しても首元で音楽がズンチャカズンチャカ流れ続ける心配はない。

気になる点があるとすれば、電池持ちがイマイチということ。そして、イヤーカップがもう少し大きくなってほしいという思いはある。ただ、同時にイヤーカップが大きくてゴツゴツとしているので、もう少しコンパクトになってほしいとも思っている。

これはアプリを立ち上げればいいだけの話だが、電池残量を知るためにアプリを立ち上げるのが面倒だ。「Bluetooth 4.0」に対応すればiPhoneのメニューバーからバッテリー残量を知ることができるので、いつか対応してくれることに期待したい。

気に入っている点もあれば、気になる点もある。総評としては気に入っている点の方が圧倒的に上回っているため、非常にオススメ。今回紹介した「Parrot Zik」よりもさらに進化した「Parrot Zik 2.0」が先日発売されたが、最新モデルにこだわらない、という人は旧モデルもチェックしてみてもいいかもしれない。

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更新日2015年09月01日
執筆者g.O.R.i
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