水も火も不要なのに熱々。非常食なのに美味しいカレーなんて最高……
レスキューフーズのカレーライスが美味しすぎてビックリした話をしよう

防災対策グッズを用意しても、「気付いたら非常食が賞味期限切れになっていた」「いざ使おうとしたら使い方が分からない」「そもそもどこにしまったか思い出せない」などの問題は”あるある”だ。
Amazon主催の災害対策グッズ紹介イベントにて、防災アドバイザーとして活躍されている岡部梨恵子さんによると、これらを解決する方法として「フェーズフリー」(Phase Free)が注目されているという。災害対策グッズを”もしもの時”だけではなく”いつもの時”も利用する、いわゆる「備えない防災」とも言える取り組みを意味する。
フェーズフリーにおいて、消耗品は日常使いしながら常に新しいアイテムを貯蓄する「ローリングストック方式」が効率的だ。貯蓄用のペットボトル水をあえて毎朝飲むための水に使うことで、水の消費期限を気にすることなく減った分を追加購入することで、賞味期限の管理と貯蓄を両立できる。岡部さんは「普段の生活の中で使うことを仕組み化することが重量」と説明している。

さてイベントでは、災害時用の非常食として開発されたレスキューフーズのカレーライスを実食させてもらった。非常食と言えば、「冷たい」「人工的な味がする」「見た目通り不味い」という印象を持つ人も良いのではないだろうか。
はっきり言おう。僕もイベントでは「まさか非常食を美味しいと思えることはないだろう」と確信していた。「不味かったら、記事に不味いって書いたら怒られるのかな」という考えも脳裏をよぎった。
しかしレスキューフーズのカレーライスは衝撃的な美味しさだった。驚くことに、火や水が不要でありながら、発熱剤を活用することで熱々のカレーライスが出来上がるのだ。

そして何よりも美味しい。見た目もいわゆるカレー、味もいわゆるカレーだ。誰もが想像するカレーの味に違いない。おかわりが食べたくなるほど、美味しいカレーだった。良い意味で期待を裏切られ、感動してしまった。

岡部さんによると、日本人の舌は肥えているため、美味しくない非常食は全く売れないという。各社が研究を重ねたものが販売されており、昨今の国産メーカーが手がける非常食は美味しいと語っていた。
災害時はインフラなどに制限がかかり、思うような食事が取れなくなる恐れがある。暖かい、美味しい食事が食べられるだけでも、人間の幸福度は上がる。メーカー各社の努力のお陰で、いざという時に僕らの心と体を支えてくれるのだろう。
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