クラファンEXPO’19 β版:乳幼児向けプログラミングおもちゃ「KUMIITA」を体験!大人でも十分楽しめる!
日本ポステック株式会社が1月26日に開催した「クラファンEXPO’19 β版」にて、株式会社ICONの乳幼児向けプログラミングおもちゃ「KUMIITA」が出展されていた。
子どもがプログラミングが勉強できる玩具は近年流行っているように思えるが、実際に使ってみるのは今回が初めて。プログラミングを大の苦手とする大人の僕が、子ども向けのゲームと真剣に向き合ってきた。
物事を順序立てて考える能力を身につけるおもちゃ
プログラミングがこれほど注目されているのは、2020年から小学校でプログラミング教育が始まるから。あまり馴染みが無い人が「プログラミング」と聞くとざっくりと「難しそうで複雑なこと」と思い浮かべるかもしれないが、根底にあるのは論理思考。
プログラミング教育によって、物事を順序立てて考えること、筋道を立ててゴールにつなげていく力が身につくと期待される。
今回体験した「KUMIITA」はパネルを自由につなげて、その上をクミータ本体が進む・光る・鳴る・曲がるといった動作を見聞きすることで、子どもの知的好奇心を高めると共にプログラミングの基礎を体得することができる。
僕が体験したのはお家のパネルに行くまでに、どのようにして開いた1枚のパネルを埋めるのか、というものだった。各パネルには機能が用意され、ロボットであるクミータが最終的な目的を達成するために何をするべきかを考えさせられる。
結論から言うと、これはループを学ぶ問題だった。確かにプログラミングではループは存在するが、ループしているうちに答えを出すということが選択肢としてあり得るということを学ばなければもっと直接的に答えを導きたいと思ってしまう。
実際、僕はループするという回答に行き着くまでにより直接的なアプローチを探ってしまっていた。自らプログラミング思考が欠落していることを証明してしまった……。
「KUMITA」は朝日新聞社のクラウドファンディングサイト「A-port」で資金調達を行っていて、目標金額50万円のところ174万円以上集まっている。
プログラミングに苦手意識ができる前に、遊びの一貫としてプログラミングの基礎となる思考を身につけるのは非常に良いアイディアだと感じた。今、自分の娘にクミータを与えても投げ捨てて破壊するのが目に見えているが、いずれは手に入れて一緒に楽しめたらいいなと思った。