当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

【キッズケータイ問題】親になって「小さくて軽いiPhone」の大事さを実感した

今後のために、子どもに持たせられる「iPhone SE mini」が出て欲しい

Iphone13mini for my elementary school daughter 06.

子どもの小学校進学に伴い、子どもの現在地を把握するための手段を悩む親は多いだろう。

僕の周囲を見た感覚では、最も人気なのは通信キャリア各社から発売されているキッズケータイだ。電車やバスを利用する児童がいる場合、SuicaやPASMOをタッチすると親へ連絡が入る仕組みを併用している家庭も多いと聞く。

しかし、キッズケータイは位置情報の精度や更新頻度に課題があると感じている

そこで、本記事では、我が家で娘にキッズケータイとしてiPhoneを持たせた理由、そして親としてiPhoneの止まらないサイズアップに悩んでいることについてお話しする。

なぜ我が家は娘にiPhoneを持たせたのか?

我が家では様々な選択肢を検討した結果、iPhoneを持たせている。とはいえ、本人が操作する機会は稀で、基本的にはランドセルの中に入れてある。

キッズケータイを選ばなかった理由は、位置情報がリアルタイムに把握できないこと。これはキッズケータイを利用する周囲のパパママから同様の不満が出ており、「でも仕方ないから使ってる」「何も無いよりは良い」と割り切っている人が多いようだ。

AirTagもリアルタイムに把握できないだけではなく、位置情報の更新が周囲の状況に依存する仕組みであることから、選択肢から外れた。

端末購入費用は高くなるが、iPhoneを持たせた最大の理由は、リアルタイムで位置情報が把握できること。SIMはpovo 2.0を契約しており、毎月のコストを抑えている。

AppleはApple Watchのセルラーモデルを「キッズケータイ的位置づけ」として考えているようだが、電池持ちが悪く、画面が小さすぎて操作性も悪い。また、スピーカーから音が出るので親からの音声が周囲に聞こえてしまう。さらに、手首に装着するため破損しやすい。これらの点を考慮すると、キッズケータイとしては最適な選択肢とは言えないと感じ、候補にすら挙がらなかった。

iPhoneで実現する正確な位置情報把握

位置情報はiPhoneの「探す」アプリからリアルタイムで把握できる。しかし、僕ら親も、常に「探す」アプリを見続けることはできない。

そこで、親のiPhoneへ自動的に現在位置を通知してくれるように、位置情報と連動したショートカットを作った。娘自身がiPhoneを操作することなく、現在位置と連動したメッセージを親宛に送信できるのだ。

Iphone13mini for my elementary school daughter 01.

「探す」アプリ上で確認する位置情報はほぼリアルタイムで誤差がない。一方で、位置情報と連動したメッセージのショートカットは指定した位置情報から一定の範囲内で作動するため多少の誤差はあるものの、大まかな位置を把握する上では重宝している。

これにより、予定どおりのバスや電車に乗れたかどうかは「探す」アプリ上の動きで把握でき、バス停や駅、学校にいるかの確認はショートカットの実行で把握できる。もちろん、他のサービスと組み合わせることで、より正確な位置情報把握も可能だろう。

「そこまでして子どもの位置情報を把握する必要があるのか」と指摘したがる人もいるかもしれない。しかし、親の役目は子どもを守り抜くこと。今の世の中は、何が起きるか分からない。「多分何も起こらないだろう」と思えるのは、何も起きていないからだ。いざ何かが起きたときに、位置情報がリアルタイムで反映されなかったら、僕は怒りで爆発するに違いない。

iPhoneは位置情報をリアルタイムに把握でき、子どもがiPhoneを操作せずに現在位置を共有できる。いざという時には子どもが自ら連絡しやすいように、ショートカットをタップすれば発信できるようにしてある。

子ども自身の操作に依存せず、正確に位置情報を把握するための方法としては、iPhoneが最も優れていると感じている。

iPhoneを持たせることによるデメリットもある

位置情報を把握する上で優れているiPhoneだが、この仕組みを利用するためには親と子どものiPhoneの位置情報が常に把握できる状態になる。つまり、親子は良いのだが、パパとママもお互いの位置情報をリアルタイムで監視し合えてしまうのだ。

幸いにも僕は見られても困らない生活をしているが、何かとお互いに隠し事をしながら生活している夫婦は、家庭の平和を保つために避けたほうが良いかもしれない。

学校によってはiPhoneを禁止しているところもあるだろう。iPhoneを持つことで盗難のリスクも存在する。しかし、子どもの位置情報を把握することは、安全確保に繋がる。学校規則を破ったり、子どもを危険に晒したりするような選択は、本末転倒だ。

また、キッズケータイに比べて電池持ちは劣る。電池残量が減ってきた際に通知を送信するショートカットを用意することで充電忘れは回避できているが、1週間のうち少なくとも1回は充電する必要がある。

子どもにiPhoneを持たせたい親としての願い ~小型iPhoneの復活を~

娘が持ち歩いているのは、iPhone 13 miniだ。コストなどを考えるとiPhone SE(第3世代)のほうが良いかもしれないが、極力軽くて小さい筐体を選ぶことを考えると、iPhone 13 miniのほうが優れていると感じている。

Size and weight of iphonese and iphone13mini.

しかし、AppleはminiサイズのiPhoneをわずか2世代で終了。iPhone 14 miniは登場せず、iPhone 14 Plusが登場。大型化の一途を辿るばかりだ。

子どもにとって大きいiPhoneは使い勝手が悪いと感じている。理由は2つ。

1つ目は、キッズケータイ用のポーチに収まらないから。我が家は基本的に娘が使わない前提でランドセルのポケットに収納しているが、学年が上がれば自ら使う機会も増えるはず。肩ストラップに取り付けるポーチはよく見かけますが、iPhoneが大型化すれば入らなくなってしまいそうだ。

2つ目は、操作がしづらくなるから。小学生のうちは両手で持ちながら操作する機会のほうが多いが、それでも大きいiPhoneは持ちづらい。娘を見ていると、iPhone 13 miniはちょうど良いサイズだと感じている。

Apple聞け聞いてください。小型iPhoneの復活プラン、考えました

Iphone13mini for my elementary school daughter 02.

子どもが持つ上でApple Intelligenceは不要だ。小さくて基本的な機能が使えるiPhoneがあれば、それで十分だ。

日本にはキッズケータイ市場が存在するが、昨今は徐々にスマートフォンに置き換わっていることを示すデータがある。子どもに持たせる用途のiPhoneが求められているのではないだろうか。

昨今のApple製品は、同じ製品を2サイズで展開している。iPhone 16は6.1インチと6.7インチ、iPhone 16 Proは6.3インチと6.9インチ。MacBook Airは13インチと15インチ、MacBook Proは14インチと16インチがある。

によるとiPhone SE 4はiPhone 14の筐体を再利用するらしいが、同時に”iPhone SE mini”を投入してもらえないだろうか。小型iPhoneを求めるニーズは限られているかもしれないが、子どもにiPhoneを持たせリアルタイムに位置情報を把握したい親としては、Apple Watchでは不十分なのだ。

iPhone SE mini”であれば、毎年アップデートする必要もないだろう。再利用できる筐体もある。AppleとしてもiPhone SE」の販売価格を安く見せられるため、仮にiPhone SE 4が値上げしても価格が変わっていないような”トリック”を使える。

悪くないアイディアだと思うのだが、どうだろうか。

もっと読む

12本の記事を表示する
特集
公開情報
執筆者g.O.R.i
コメント(0件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「iPhone 13 mini」新着記事
トレンド検索