パパミーWeekly:親子一丸となって全力の運動会
親として目標を立てることにした
子どもの運動会に参加してきた。本来であれば運動会を「見てきた」というものだと思うが、娘の学校では親も参加する。玉入れも、綱引きも。
特別走るのも速くなく、筋力もあるわけでもなく、スポーツも万能とはほど遠い僕だったが、運動会は学生時代で好きなイベントの1つだった。高校3年生は応援団長に立候補するほどで、写真を見返してみても相当な情熱を注いでいたように思う。
イベントへの情熱は今も変わらない。保育園の運動会は基本的に”学年専属カメラマン”として写真と動画をガツガツ撮影していたが、年長のときは親も参加するイベントがあり、その動きを模倣したトレーニングをジムで行うほど気合いが入っていた。
ちなみによく不思議がられるのだが、「勝ちたい」という思いはそこまで強くない。勝てることに越したことはないが、「自分のそのとき出せる全力を出し切った」「できる準備はすべてやりきった」と思って挑みたいだけだ。最近これが自分の人生のスローガンかのかもしれないと思ったが、まあそれはまた別の話で。
さて小学校1年生の運動会は、親が玉入れや綱引きに参加する。僕は初対面の父さん達と一緒に全力で参加。惜しくも負けてしまったが、父親の一体感が生まれて最高に気持ちよかった。
僕は「仲間と一丸となって敵を迎え撃つ」という構図が好きらしい。ほとんどマンガを読まずに(読ませてもらえずに)育った僕が好きという数少ないマンガはいずれも、そういうテーマらしい。『ナルト』、『世紀末リーダー伝たけし』、『HUNTER×HUNTER』などなど。
初めて参加した小学校の運動会は、本当にドラマだらけだった。紅組と白組が大接戦だったため、親達の応援も気合いが入る。僕も大音量で声援を送った。特にリレーの1位2位入れ替えはとてつもなく盛り上がり、勝敗を決めると言っても過言ではない最長学年の綱引きは鳥肌が立つほど緊張した。
小学校の運動会ってこんなに感情移入するものなのだろうか。僕だけだろうか。これほど心が動く運動会になるとは思わなかった。
運動会は来年もあり、学年が上がれば保護者が参加する種目が増える。今回の運動会であまりにも興奮してしまい、親として目標を立てることにした。そのあたりの話はゴリミープレミアムで読んでもらいたい。