EOS R5 Mark IIが捉えた、こどもの国どんど焼きの炎と伝統
4,500万画素の高解像センサーが描き出す、伝統行事の躍動と静寂
こどもの国でどんど焼きが開催されると聞きつけ、見に行ってきた。
どんど焼きとは、小正月(1月15日)に行われる日本の伝統的な火祭り行事。正月飾り(門松、しめ縄)、お札、お守り、書き初めなどを神聖な火で焚き上げる。目的としては、正月に迎えた年神様を煙とともに見送る「送り火」の意味を持ち、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災を祈願する行事とされている。
以前参加したどんど焼きは巨大な鉄パイプによる囲いなどもあり、炎も轟々と燃えていたが、こどもの国のどんど焼きは「こどもの国」という規模を考えると予想を大幅に下回る迫力だった。焼かれる前のそびえ立つ姿は圧巻だったが、よく見ると正月飾りの量は思ったよりも少ない印象を受けた。徒歩圏内にある地元の神社のほうが住民が持参しやすいのかもしれない。
それでも目の前で正月飾りが燃え盛る様子は見応えがある。子ども達にとっては崩れ落ちる音や炎の熱さが怖かったようだ。なお炎の周りは囲いがないため、怖い物知らずなやんちゃキッズがいる家庭は、しっかりと子どもと手を繋いで見るようにしてもらいたい。
以下にEOS R5 Mark IIとRF70-200mm F2.8 L IS USMで撮影した写真を載せておく。
余談だが、EOS R3を使う度にグリップ感の良さや操作性の快適さなど、「ミニEOS R3が出てくれたら良かったのにな」と思うことは多々あるが、このサイズだからこそいつでも気軽に持ち出すことができ、この解像度だからこそ編集時の自由度が増している実感がある。”完璧なカメラ”は存在しない、と改めて思った。
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