Canon、大口径望遠ズーム「RF70-200mm F2.8」を刷新。エクステンダーに対応、全長固定設計
最大7.5段手ブレ補正を実現、動画機能も強化
キヤノンは10月30日、プロフェッショナル向け大口径望遠ズームレンズ「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」を発表した。キヤノンオンラインショップの公式価格は495,000円。2024年11月下旬に発売を予定。パワーズームアダプター「PZ-E2」「PZ-E2B」への対応により、動画撮影時の細かなズーム速度制御も可能になる。
全長固定ズームとエクステンダー対応を特徴とする新レンズは、スポーツ撮影や商業ポートレートなど、幅広い用途での使用を想定している。重量は、ホワイト:約1,115g、ブラック:約1,110g(三脚座を含まず)。レンズ径は82mm、本体の長さは199mm。
新レンズは、非球面レンズ3枚とスーパーUDレンズ2枚を含む15群18枚の光学設計を採用。従来モデルと同等以上の高画質を実現しながら、エクステンダー装着時には焦点距離400mmまでの撮影が可能だ。最短撮影距離0.68mでの近接撮影にも対応する。
動画撮影向けの機能として、2つの「ナノUSM」による電子式フローティングフォーカス制御を搭載。高速AFと滑らかな動画AFを両立し、フォーカスブリージングも抑制する。新開発の手ブレ補正システムにより、EOS R1装着時には最大7.5段の補正効果を実現した。
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