Canon、「EOS R5 C」を正式発表 8K・RAW撮影対応のデジタルシネマカメラ
新開発の放熱構造と放熱ファンの内蔵により、EOS R5と比べて長時間の動画撮影を実現
Canonは1月19日、映像制作機器「CINEMA EOS SYSTEM」の新製品として「EOS R5 C」を発表した。2022年3月上旬に発売する。動画と静止画の両方に高性能を求めるユーザー向けに、質量約680gの小型・軽量ボディーと8K・RAW内蔵記録を実現したデジタルシネマカメラと位置付けられる。
EOS R5 Cは、2020年7月発売のEOS R5を踏襲した高い静止画性能を、電源ダイヤルでのモード切り替えにより使い分けられる。高次元で動画性能と静止画性能の両立を実現したことで、機動力が求められる報道現場や、シネマライクな画づくりが求められる広告・企業映像制作など、1台で幅広い撮影シーンに対応する。ボディー内に手ブレ補正機構は搭載していない。
自社開発の有効画素数約4500万画素フルサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」の搭載により、8K/30P・RAW動画に加え、外部電源供給による8K/60P・RAW動画の内蔵記録を実現。汎用性の高いMP4での8K/30P動画の記録にも対応する。
新開発の放熱構造と放熱ファンの内蔵により、EOS R5と比べて長時間の動画撮影を実現している。
記録フォーマット「Cinema RAW Light」を採用し、外部レコーダーを使用せずにCFexpressカードへのRAW記録が可能。放送規格に準拠したキヤノン独自のビデオフォーマット「XF-AVC」、最大4K/120Pのハイフレームレート動画の撮影もサポートする。
詳細はこちらのページから確認してもらいたい。
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