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EOS R5 Mark II、正式発表。ボディ単体で65万円、8月下旬発売

決定的瞬間を逃さないAF性能、8K RAW動画撮影、新開発センサー搭載

EOSR5 MarkII

キヤノンは7月17日、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5 Mark II」を発表した。7月23日(火)10時より予約受付を開始し、8月下旬に発売する。ボディ単体は654,500円、RF24-105mm F4 L IS USMのレンズキットは808,500円と案内されている。

フラッグシップ機「EOS R1」と同じ新エンジンシステム「Accelerated Capture」とディープラーニング技術を搭載し、静止画・動画性能が大幅に向上している。スポーツや風景など、あらゆるシーンで活躍するだろう。EOS R1で対応した「クロスAF」はEOS R5 Mark IIでは非搭載となっている。

新エンジンとAI技術の組み合わせにより、被写体の追尾性能が向上。複雑なシーンでも被写体を逃さず、サッカーのシュートなどの特定のアクションを認識して素早くフォーカスを合わせる「アクション優先」機能も搭載している。電子シャッター時は最高約30コマ/秒の高速連写が可能で、ローリングシャッター歪みも大幅に低減。さらに、シャッターボタンを押す前の最大約15コマ分を記録できる「プリ連続撮影」機能も搭載し、決定的瞬間を逃さない撮影をサポートする。

新開発のフルサイズ裏面照射積層CMOSセンサーは約4500万画素の高解像度と常用最高ISO51200の高感度を両立。ディープラーニング技術を活用した「ニューラルネットワークノイズ低減」機能により、高ISO感度撮影時のノイズを低減し、高画質を実現する。

8K/60P RAW動画や4K SRAW動画をカメラ内部記録できるなど、本格的な映像制作にも対応。「CINEMA EOS SYSTEM」にも搭載されている「カスタムピクチャー」や「Canon Log 2」といった機能も搭載し、映画のような表現を可能にする。搭載されているHDMIポートは待望のType Aに改良された。

電源には新しいバッテリーパック「LP-E6P」を採用。電池容量は従来の「LP-E6NH」と同じ2,130mAhだが、8K動画記録や動画撮影中の静止画記録、プリ連続撮影などの機能を利用するためには必要だという。

3種類のバッテリーグリップが用意。「BG-R20」は通常のモデル、「BG-R20EP」はイーサーネットポートが搭載されているモデル。クーリングファンを搭載した「CF-R20EP」が用意されており、いずれも2つのバッテリーを内蔵できるが、「CF-R20EP」には縦持ち用のボタンが搭載されていない。

記録メモリはCFexpress Type BおよびSDカード。本体サイズは138.5×101.2mm。重量は655g。

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更新日2024年07月19日
執筆者g.O.R.i
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