EOS R5 Mark IIのあらゆる不調を解決した魔法の呪文。工場出荷状態に初期化→初期設定やり直し
カードに保存してあった設定データを戻したことが原因だったのではないかと思ったり……
「EOS R5シリーズに日本一愛されていないゴリラ」ことゴリミーのg.O.R.iです。
EOS R5はセンサーが故障し、約6万円の修理費用が掛かったしまった。交代で入手したEOS R5 Mark IIは購入翌日に修理となり、設定によってはAFがカクつく不具合が潜んでいることを暴いてしまった。
その後戻ってきたEOS R5 Mark IIで運動会を撮影しようとしたところ、信じられないほどバッファが遅くなっていることが判明。ふ、不具合の宝庫じゃないか!(嬉しくない)
僕のEOS R5 Mark II、延々とカードに書き込んでるんですが、これ何が起きてるんですか????????????LEDも点滅したままだし…… pic.twitter.com/moI1IJBL0L
— g.O.R.i(ゴリミー管理人) (@planetofgori) October 11, 2024
打つ手がなくなり、思い切って完全に初期化した上ですべてを設定し直したところ……AFも安定しているような気がするし、バッファも想定どおり。EOS R3に比べて再生ボタンを押してから表示されるまで遅いのはファイルサイズと解像度の問題だろう。これまで悩んでいた問題が嘘のようだ。
工場出荷状態に戻してから設定し直したことで直った理由は不明。ただし思い当たることとしては、カメラの設定を先に保存してあった設定データを読み込んでいたことが要因ではないかと睨んでいる。
というのもカメラ設定を記録した際のファームウェアはバージョン1.00だった。最新バージョンは1.01。iPhoneでもiOSバージョンを揃えてからアップデートしなければ環境移行ができないように、Canonもファームウェアが異なるバージョンで環境を移行することによって発生する不具合が存在するのかもしれない。
何はともあれ、現在は快適に動作している。EOS R3を持つ度に「良いなこのグリップ」と思ってしまうほどにはEOS R3が好きだが、いつでもどこでも写真を撮りたい僕としては、EOS R3を持ち出すと必要以上に目立ってしまう。その点、EOS R5 Mark IIは素晴らしい。RF28mm F2.8 STMとの組み合わせはあまりにもコンパクトでニヤニヤしてしまう。
EOS R5 Mark IIが安定して動作するようになったので、今後は使用感や作例なども出していきたいと思う。作例といっても、バシッと決まった有名フォトグラファーのようなものではなく、僕の地味な日常を切り取った瞬間を通じてカメラの魅力を紹介したいと思う。