Canon、待望の35mmのLレンズ「RF 35mm f/1.4 L VCM Lens」正式発表。重量550gの”ハイブリッド”レンズ
アイリスリングを搭載、静止画撮影だけではなく映像制作現場のニーズにも応える
Canonは6月6日、「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」の新製品として「Canon RF 35mm f/1.4 L VCM」を正式発表した。日本では253,000円。2024年7月上旬発売予定となっている。
開放F値1.4と優れた光学設計により、静止画および動画にも活用できるハイブリッドレンズと位置づけられている。RF24-105mm F2.8 L IS USM Zに続きアイリスリングを搭載しており、静止画撮影だけではなく映像制作現場のニーズに応える。
「VCM」はVoice Coil Motorの頭文字。RF 35mm f/1.4 L VCMでは、フローティング・フォーカス機構は従来のNano USMが動作し、リア・フォーカス機構はVCMが動作する。
サイズは約76.5mm x 99.3mm、重量は約555g。最短焦点距離は0.28m、最大撮影倍率は0.18倍。レンズ構成には「非球面レンズ」2枚、「UDレンズ」2枚が含まれ、11群14枚の光学設計。絞り羽根枚数は11枚。フィルター径は67mm。
米Canon公式ストアの価格は1,499ドル。2024年6月27日に発売を予定している。
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