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Readdle、「Spark 2」を正式発表!複数人で1通のメールを校正するチーム向け機能などを追加

Spark 2 Release V2

Readdleがメールアプリ「Spark」の大型アップデートとして、「Spark 2」を正式に発表した。アップデートそのものは無料となっているが、目玉となっているチーム向けの新機能を利用するためには月額費用が掛かる仕組みとなっている。

チーム向けの新機能「Spark for Teams」でできること

個人向けの機能としては既存のアプリをブラッシュアップしたような形となっていてそれほど大きな変化はないが、チーム向けの新機能「Spark for Teams」は仕事でメールを扱う人たちにとって革命的な進化かもしれない。

一言で説明すると、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートには複数人で共有しながら同時に作業できる機能が備わっているのだが、「Spark 2」に用意されているチーム向けの機能はそのメール版

最も分かりやすいのは、メールの作成を複数人で共有できること。

Shared drafts

Googleのように、誰が文章を書いているのかがすぐに分かり、メールの横にはチャットが用意され、メールの文面について議論することが可能。

メールを作成する上で必要な資料や情報などをチャット内で集めることも可能。メールアプリとSlackを行ったり来たりする必要がなく、「Spark 2」内で完結させることができるのだ。

Private team comments

一見、Readdleがメールに関するやり取りをすべて「Spark 2」内で完結させようとしているように思うかもしれないが、決してそのようなことはない。「Spark」の頃から多数の外部サービスと連携可能であり、「Spark 2」でもしっかりと引き継がれている。

「Spark 2」では新たに作成途中のメールなどを専用のリンクでチームメンバーに共有することができる。部下がメールを作成 → 上司が確認という流れも「Spark 2」であれば共有リンクを活用して最新バージョンを同時に確認できるので、便利そうだ。

Create link mail

「Spark for Teams」は1ユーザーあたり月額7.99ドル。あくまでもチーム向けの機能を利用する際には別途費用が掛かる、いわばプレミアムな機能が追加された形となっていて、個人として使う場合には引き続き無料で利用できる。

僕自身、MacもiPhoneもiPadも「Spark」をメーラーとして愛用中!無料なので、まだ使ったことがない人は一度お試しあれ!

■iPhone/iPadアプリ

■Macアプリ

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特集
公開情報
更新日2020年05月15日
執筆者g.O.R.i
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