【レビュー】Canon RF70-200mm F4 L IS USM:軽さとコンパクトさが魅力、日帰り家族旅行で大活躍
滑り台と砂遊びが大好きな娘たちにとって天国のような場所、長浜海浜公園(熱海)
Canonから発売された小三元望遠レンズ「RF70-200mm F4 L IS USM」をぶら下げ、熱海にある長浜海浜公園に家族で遊びに行った。大型遊具と砂浜が併設されており、滑り台と砂遊びが大好きな娘たちにとって天国のような場所だ。
RF70-200mm F4 L IS USMを購入した理由
RF70-200mm F4 L IS USMを購入した理由は、200mmの画角を試してみたかったことと、|約695gという驚異的な軽さ。中望遠ズームレンズ「RF24-105mm F4L IS USM」とほぼ同じサイズと軽さで200mmまで撮影できることを知り、発表直後に即予約した。
僕は普段、「RF24-70mm F2.8 L IS USM」を付けている。広角から望遠までf2.8通しで撮影でき、最短焦点距離は0.21m、最大撮影倍率は0.30倍。取り回しの良さを気に入っているが、走り回っている子供を撮影する場合は望遠端で撮影しがち。何よりもレンズ本体が重い。
サイズと重さはRF24-105mm F4L IS USMが気に入っていた。同じサイズと重さで200mmまで撮影できるRF70-200mm F4 L IS USMは、まさに求めていたレンズだったのだ。
小三元のため、70mmから200mmまでF4で撮影できる。僕は持ち運びたくなるレンズであることを重要視しており、レンズの明るさよりも本体の軽さやサイズを優先した。小三元のほうが10万円以上安いことも魅力だ。f2.8で撮影することは稀で、F4以上での撮影が多いため小三元で十分だ。200mmまで伸ばせば、70mmのf2.8よりも遥かに強いボケ味も楽しめる。
F4が物足りない人は「RF70-200mm F2.8 L IS USM」を選んだほうが良いだろう。
レンズの仕様
RF70-200mm F4 L IS USM | |
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レンズ構成 | 11群16枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | 32 |
最短撮影距離 | 0.6m |
最大撮影倍率 | 0.28倍(200mm時) |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | 約φ83.5mm×119.0mm |
質量 | 約695g |
RF70-200mm F4 L IS USMで撮影する海遊び
子供たちのスナップを撮影するときは、なるべく本人たちに寄りたい。周りの景色を入れるよりも、表情や手元を収めたい。また本人たちが集中しすぎて周りが見えなくなる”ゾーン”に入っているときは、極力邪魔になりたくないため、望遠であれば離れて撮影しやすい。
とは言え当然背景を入れたいときもある。その場合は、ひたすら下がり、70mmでも十分風景を入れられる画角を探す。良い写真は動いて取れ、足で稼げ、という話は耳にしたことがあるが、そのとおり突っ立ってても理想の写真は撮られない。自由気ままに動き回る子供の写真を撮るならなおさらだ。
以下に顔出ししていない写真をメインに載せておく。実際は子供たちの溢れんばかりの笑顔を大量に撮影した。最高、最高。
娘たち2人にとって、ここが人生初の砂浜。妻の強い希望で「人生初の砂浜はハワイの海にする」と決めていたが、安全に渡航できる見通しが立たないため、熱海が”繰り上がり合格”となった。
普段の砂場とは全く違う、サラサラの砂に長女は大興奮。海辺まで連れて行ったが、人生初の海は波音に驚いてしまい、触れることさえもできなかった。大丈夫、人間はこうやって成長していくんだ。今怖くて、何年後かには「パパ、(海に向かって)投げて〜」と言ってるかもしれないしね。
遊んでいた場所は水道の近く。バケツに水を汲み、山を作ったり、おもちゃの水車で遊んだり、服がずぶ濡れドロドロになるまで満喫した。普段ならおやつを求める時間を過ぎても一切求めず、「そろそろ帰ろうか」と呼びかけると「まだいたい」と即答。公園なら素直に切り上げてくれるのに、相当楽しかったようだ。
パパは長時間の運転をした甲斐があったよ。また必ず来ようね。
僕のレタッチなんてマジで何の参考にならないですよ、雰囲気と好みでスライダーグリグリしているだけなのでwwww
RAW現像でどんな風にレタッチしてるかの記事を希望します!
めちゃくちゃ小さいですよよね!でもソニーもそのうち最新のイケてるレンズ出しそうですね、勢いあるし、今やミラーレス市場の覇者みたいですし……!
RFマウントの新レンズは最新設計なのでこのコンパクトさはいいですね。
同じ小三元のSONYのF4通し70-200はかなり古いのでサイズが大きいですし(ただしインナーズーム)