伏見稲荷大社を明け方に散策。観光名所をほぼ独り占め
千本鳥居でお馴染み。今日の観光名所を夜明け前に歩いてみた
朝4時頃、僕は京都の観光名所である伏見稲荷大社の前に立っていた。過去にも訪れたことはあるが、この時間帯は初めて。すでに2時間以上歩いていたが、これが今回の目的地。少年のような気持ちで空を見上げた。
ブルーアワーで青く染まった空に鳥居と楼門を前に頭を下げ、千本鳥居のほうへ向かう。普段からこの時間帯は起きているが、家族を置いて両手を自由に使って撮影できる時間は極めて珍しい。この時間を1秒たりとも無駄にできない。
観光名所ということもあり、平日でも外国人観光客で賑わっている場所ではあるが、4時となればさすがに人はいなかった。写真はこだわり出せば1枚の撮影時間が長くなる。
誰もいない千本鳥居。のんびり、じっくり撮影できた
千本鳥居といえば、唯一2列に分かれて並ぶこの場所。夜明け前の薄暗いタイミングで訪れると、不気味な空気感が流れており怖かった。ぱくたその管理人すしぱくさんが一緒でいなければ、確実に来れなかっただろう。すしぱくさんがロケハンするために先に行ってしまったわずか数秒間でも心配になり、撮影どころではなかった。
いやしかし誰もいないからこそ、ゆっくり、のんびり撮影できる。
陽が出てきたので上を見え上げてみると、これはまた絶景。偶然にも逆ハの字になっているところを見つけた。
途中にあった、少しひらけた場所。鳥居が並ぶ景色とは雰囲気が大きくわかる。猫も多く住みてついているようで、猫として最低限の警戒はしていたが、撮影には快く応じてくれた。
もうこの頃にはすっかりと明るくなっており、時折ランニングやウォーキングする人たちと遭遇した。
最後に撮影したこの鳥居は、もみじの木に囲まれていた。秋ごろに訪れたら絶景なんだろうなあ。
久しぶりにEOS R5との撮影。でもやっぱりEOS R3が好き。
今回の撮影では、久しぶりにEOS R5を使用した。EOS R3を愛しているが、物理的に大きいことでバッグに入らない、取り出しに時間がかかる、総重量が重くなりすぎるなど、持ち出したくても持ち出せないシーンに遭遇することが増えてきた。今回の旅行では風景撮影がメインになると分かっていたため、自宅にEOS R3を泣く泣く置いておき、EOS R5を選んだ。
EOS R5はちょっとISOを上げるだけでノイズが目立つ印象があり、三脚を使用するなど積極的に底ISOを意識した。仕上がった写真を見ても、現像作業をしても「やっぱり高画素機は最高だ」という感覚にはならず、クロップしない撮影に慣れている僕としては「何のために高画素機を使っているのだろう」と悶々したが、仕上がった写真には満足している。EOS R5自体に不満はなかったが、やっぱりEOS R3で撮影したい。次はEOS R3を持ち出そうと思う。
朝イチで行っても中腹以降は誰も居なくなって異世界みたいな雰囲気になって山頂や下降りてきて人に会うとなんかホッとした記憶があります
明け方だとなおのこと神秘的で尚且つちょっと怖いですね