50mmで切り取るF1.2の世界。撒き餌レンズとは次元の違う写りだ……
単焦点Lレンズ「RF50mm F1.2 L USM」の描写力に感動
CanonのRFレンズの値上げ前に、駆け込みで「RF50mm F1.2L USM」を中古で購入した。レンズを付け替えるのが面倒、という理由で万能な「RF24-70mm F2.8L IS USM」ばかり使っているが、単焦点Lレンズならではの強烈な描写性能を体験したく手を出してしまった。
50mmの画角は、35mmと並んで「標準できな画角」と呼ばれている。僕は被写体に寄った写真を好む傾向にあり、35mmより少し寄った画角が自分に合っている。
レンズが届いた日の夜、早速街へ繰り出し渋谷桜丘のライトアップされている桜に向かった。会社員時代、毎日ように通過していた道だが、桜の名所であると知ったのは最近のこと。それも海外のフォトグラファーが日本のおすすめ撮影スポットを紹介する電子書籍で知った。日本人としての僕よ……。
風情をガン無視した渋谷桜丘・さくら坂のライトアップ
渋谷桜丘・さくら坂のライトアップを初めて見た感想は「良くも悪くも渋谷っぽい」だ。迫力はあるが風情は全く感じられず、感情が迷子になっていた。ただ撮影スポットとしては楽しい。
桜を見上げて撮るこの男性は、随分と長い間格闘していた。待っている間に撮ってみたら、良い写真になった。広角レンズが活きる場所ではあるが、50mmでも撮り方や構図を調整すれば満足できる写真が撮れる。
何が何でも撮ってみたかったf1.2のボケ感を表現した1枚は、見知らぬ上機嫌な飲み会終わりのお兄さんのiPhoneを使わせてもらった。
夜スナップが楽しくなるレンズ
F1.2の明るさがあれば、夜のスナップに持ち出したくなる。停めてあったテスラがやたらと2割増しで格好良く見える。
電車を待っている人が全員スマホ画面を見ている、よくある駅のホームの光景。
思わず真っ暗闇のネオンサインも撮ってみたくなる。F1.2 ならね!
日中の撮影も強烈描写が止まらないレンズ
「RF50mm F1.2L USM」は、日中の撮影も楽しめる。桜とスカイツリーを追いかけ回した日も大活躍。低い位置にある桜の枝を活用すれば、スカイツリーとセットで撮影できる。
このときの撮影風景がこちら。「f1.2で手前をフワッフワにしたいけど、明るすぎてシャッタースピードが足りない」と騒いでいたはずだ。
50mmで野鳥を撮る人はいないだろうが、数メートル先に止まっていた鳥に、Canon EOS R5の動物瞳認識AF機能に託しシャッターを切った結果、見事な瞬間の撮影に成功した。興奮した。
散歩中に見かけたたんぽぽを歩くハチ。深く考えずに撮影したが、それっぽさが出ている。
50mmは「RF50mm F1.8 STM」を所有しているが、背景のボケ方に大きな差を感じる。とろけるようなボケ味を体感すると、約10倍の価格差に納得する。しかしその分大きく重くなるため、引き続きカジュアルなスナップ用としては「RF50mm F1.8 STM」を使う機会はあるだろう。
「RF50mm F1.2L USM」は気分が上がる。決まった焦点距離で理想の写真を追求する”制限”があるからこそ面白い。50mmの魅力を深堀りしていきたい。
純粋な製品レビューや作例の写真を見たいだけなら他の媒体もあるわけで、ゴリさんの人柄や日常が伝わるような記事がほっこりするから見に来てます!
35mm F1.4のレンズ買ったんですけど忙しさにかまけて眠らせていたので、次の休みに写真撮りに行きたくなりました!
Canonの50mm F1.8 のレンズは撒き餌レンズと一部で言われていますね!
「50mmのレンズ」が「撒き餌レンズ」と呼ばれてるわけではないと思いますが。
ご覧いただきありがとうございます!ちなみに撒き餌レンズと呼ばれる50ミリですが、めっちゃ気に入ってて割と使ってます!軽くて使いやすいんですよねー。
あと余談ですが、撒き餌、撒き餌って言いますが、割といい価格なのにみんなよく撒き餌とか言うよなあ、なんて思ったりしてます笑 3万弱って別に安くないですよね、まぁ他のレンズに比べたら安いけどさあ…^^;
製品の性能は別として撒き餌レンズ等々の言葉を遣う方の記事は読む気がしない。せめて見出しに使わないでほしい。
撮った写真で十分という人はそれでいいと思います!それで「このレンズはイマイチだな」とか「この人はまだレンズの能力を活かしきれてないかもな」などと思うことは自由です!写真がすべてだと思うなら、それでいいと思いますし、写真だけ見たい人のためにギャラリーも用意していますよ!
ちなみに「解説」ですが、正直写真を解説しているというよりは写真を撮った背景やそのときの状況などを書いているだけで、別に読まなくてもいいんですよ。僕の体験を含めて書いた記事なんです。その点ご理解いただければと思います◎
こう言う記事っていつも思うけど、どうしていちいち言い訳じみた解説付けるんだろ。撮った写真が全てじゃないの?その写真だけで撮影意図、レンズの良さ等々が伝わらなければ、それ相応の写真でもレンズでも無いということだと思うんだけど。
あの坂の桜は位置も高いので結構苦労した覚えがあります。そして何より、夜はソメイヨシノなのか何なのか分からなくなる・・・。でも、その雰囲気が良く出ていますね。何はともあれ、高性能な明るい単焦点は暗いところで撮りたくなります。圧倒的な描写で応えてくれるので。
1枚目、桜の花の部分が見切れる(=空を映さない)くらいまで同じ縦横比のままトリミングするといい感じになりそうですね。
「桜丘さくら坂〜」のポールが映らないくらいまでガッツリ切っちゃうとか。
せっかく50mmで撮ったのにアレですけど(笑)
たまたまコメント送信ボタンとスクロールに合わせる広告が近くて広告の方誤タップしただけだと思うんで気にしないでください😉
単に投稿ボタン押して完了ページに遷移する前に広告タップしてコメントはちゃんといってるけど他のサイト開いちゃうパターンかなーって
えっコメント送信するときに同時にコメントが開きました!?その仕様マジでイマイチだな………。それは本当にすいません。コメントは全然問題なく来ております。
写真、ありがとうございますー!風情はないけど、渋谷っぽさはあるので、まあ結果的に楽しかったですね😉
風情がない中の桜もまた別の魅力があるって伝わってきました!
これが桜の力だ!って迫力が伝わってくる素敵な写真ですね!🌸
コメント送信する時に同時に広告を開いたらしく再コメントしてるのですがもしコメントがちゃんと送られてたらすみません。
イェ~イ✌
ようこそ、明るい単焦点の世界へ!