Canonの新レンズ「RF28-70mm F2.8 IS STM」は500g以下。小三元レンズに「相当する画質」
長さ約92.2mm、重さ約495g。価格は約18万円で9月に発売予定
Canonは9月12日、RFマウント用の新しい標準ズームレンズ「RF28-70mm F2.8 IS STM」を発表した。特徴は、ズーム全域でF2.8通しでありながら、長さ約92.2mm、重さ約495gの小型軽量を実現していることだ。Canonは「RF24-105mm F4 L IS USMに相当する画質」を謳っている。
「RF24-105mm F4 L IS USM」(2018年10月発売)に相当する画質ですが、焦点距離の違いによる撮影可能な範囲と、開放F値の違いにより得られるボケ表現、レンズのサイズ・重量の違いがあります。小型・軽量で手軽に持ち運べることを重視し、沈胴構造を適用した本レンズに対し、「RF24-105mm F4 L IS USM」はLレンズの設計思想に基づき、堅牢性・防じん性に更に優れているほか、ASC(Air Sphere Coating)の採用や、操作性に優れた専用のフォーカスリングが採用されている点で、よりプロユースを考えたレンズとなっています。
レンズ内光学式手ブレ補正機構により5.5段の手ブレ補正、ボディ内手ブレ補正との協調制御で最大7段の手ブレ補正を実現している。コンパクトさを実現するために、レンズが完全に収納されるためには28mm位置よりさらにバレルを回す構造となっている。先行してレビューしたYouTubeチャンネル「Wilkinson Cameras」は「正直結構鬱陶しい」と指摘している。
最短撮影距離はAF時で0.27mm(28mm)、最大撮影倍率は70mmで0.24倍。フィルター系は67mmとなっている。
「RF28-70mm F2.8 IS STM」の価格は18万8,100円、発売は9月を予定している。
以下に先行してレビューした動画を載せておく。参考にしてもらいたい。