RF24-70mm F2.8 L IS USMで見下ろして撮る、熱海海上花火大会
「花火が見たい」と言って寝てしまった娘たちのために、花火撮影素人のパパが撮影にチャレンジ
熱海での家族旅行でチェックインした際に、「土曜日の20時20分より20分間、花火が行われます」と告げられた。熱海海上花火大会の開催日が偶然にも重なっており、部屋からは見下ろすように鑑賞できることがわかった。
本来は子どもたちにも見せたかったが、当日はプールで遊び倒して力尽きてしまった。自分の「花火の撮影は難しい」という先入観を克服するため、子どもたちに見せるため、パパは花火撮影にチャレンジした。
2秒タイマー+BULB撮影+タッチシャッター+三脚でチャレンジ
ドタバタしているうちにあっという間に花火の時間になってしまった。これが子連れ旅行の現実。ゆっくりしている時間なんてない。
花火撮影はほぼ未経験だが、「とりあえず長時間露光すれば何とかなるっしょ」という雑な考え方で撮影スタート。実に甘い。三脚はManfrottoBefreeアドバンスのカーボンが手元にあったが、レリーズは持っておらず画面のタッチシャッターと2秒タイマーを組み合わせることで、最も手ブレを防ぎ長時間露光撮影を行った。
BLUB撮影は普段無効化しているほど使用頻度が低く、完全に手探り状態で撮影した。白飛びが多く途中でNDフィルターを取り付けてみたが、ND16をつけようと思ったらND1000を付けてしまい、真っ黒な写真が仕上がり断念した。暗い中、正しいフィルターを選ぶ状況になるとは想像してなかった。白飛びしてしまった写真は、なんとか事後現像で取り戻すことに成功した。
使用したレンズはRF24-70mm F2.8 L IS USM、使用したボディはCanon EOS R5とバッテリーグリップ「BG-R10」。手元にあったレンズが16mm、50mm、100-500mmだったため、画角を最も柔軟に対応できる大三元レンズを選んで正解だった。
カメラが扱えるようになってからの花火撮影は、想像よりも遥かに面白かった。人混みもなく、寝静まった子どもたちに気をかけながら部屋から妻と大迫力の光と音を楽しめる時間は至福だった。写真を以下より見てもらいたい。
写真を撮る横で、iPhoneで花火の動画を撮影。実際に花火が上がる様子が見れるのは面白いが、自分の撮った写真のほうが好きだ。手間をかけた分、愛着が湧いているだけかもしれない。
なお子どもたちに見せたところ、長女は見せ始めて数秒で離脱、次女は動画を見て満足したようだ。いいんだよ。パパは泣いてなんかないよ。
はい!!!!!!!モリモリ撮ります!!撮ること自体は大好きですからね!!全然苦じゃないです!!
偶然の花火撮影ご苦労様です。綺麗に撮れているように思います。機材めっちゃ持って行ってて、それらを急遽使用することになって大忙しという様子を想像すると、他人事だけにちょっと面白くなってしまいました。
子供に限らず、興味ないものの写真には食いつきが悪いものですし、めげずに色々撮影しましょう。思いもよらない一枚に感動してくれることもあるのでしょうから。