深夜3時に京都先斗町の夜を歩く。この落ち着きが”京都らしさ”?
ただでさえ深夜に出歩くこともないのに、”ディープ”な京都を堪能できて最高に幸せ
今年の7月頃、京都の先斗町(ぽんとちょう)を夜中の3時頃に散策した。超早寝超早起きの生活をしている僕にとって普段であれば起きている時間だが、この日は移動もあり2時間にも満たない睡眠時間で向かっていた。
睡眠こそ原動力と考える僕にとって致命的な状況ではあったが、ただでさえ家族以外との外出が限られていた僕にとって、知らない街の写真を撮るという貴重な時間は睡眠を削る価値を十分にあった。それに1人ではない。兄的存在であるぱくたそ管理人すしぱくさんと一緒に行動するため、怖いものはない。
時間は少し遡って、京都駅到着の時点から。集合場所は宿泊予定のホテルだ。到着時間が夜の場合、道に迷うことが嫌でタクシーを使うことが多い。当たり前のように割増料金。仕方ない。
泊まったホテルは「ホテルウィングインターナショナルプレミアム京都三条」。綺麗なホテルだった。翌日朝食を運ぼうとしてお味噌汁をぶちまけてしまったので100回ぐらい謝った。
宿に到着してからわずかの仮眠を撮り、すしぱくさんと先斗町へと向かった。先斗町は、鴨川沿いを南北に走る約500mの小路。京都を代表する花街とされており、芸舞妓さんの稽古場などもあるという。
歩いていると、僕の中の「京都らしさ」をひしひしと感じた。建物の見た目なのか、路地の独特な狭さなのか、それとも光の暖かさなのか分からないが、「この空気感は東京にはない」と思った。普段味わえない雰囲気だからか、ついつい写真を撮りすぎてしまった。
京都の安井金比羅宮にも立ち寄った。事前情報を聞いた上で向かったので、すごいオーラを感じた。怖くてお札は読めなかった。知らぬが仏ってやつ?(ちがうか)
僕らの目的地は、最初から明け方の伏見稲荷大社に向かうこと。しかし道草を食うどころの遅さではなかったため、タクシーで現地付近まで移動。観光名所をほぼ独り占めで撮影を楽しめた。
写真は手軽に振り返れて良い。可能であれば撮影日から空けずに記事化したいのだが、どうにかならないのだろうか……。