夜景が綺麗なお台場、日曜夜を満喫する新橋、桜ヶ丘が盛り上がる渋谷【R3+RF135作例】
光り輝く東京タワーからトンネルのような桜並木、猫からUber Eats配達員まで、あれこれ撮影してきた
フリー素材の天使が結婚する姿を見届けた後、ホテルで靴を含む全着替えをしてからスナップ撮影しながら帰った。普段は子育てを最優先に予定を組む”パパミー”だが、様々なラッキーが重なると、僅かな時間のみ”ゴリミー”に戻る。シンデレラがギリギリまで王子様とダンスしていたように、ゴリミーも時間が許す限り撮影するのだ。
RF135mm F1.8 L IS USMをCanon EOS R3に取り付けて、お台場や新橋駅周辺、乗り換え駅の渋谷駅で降りてスナップして回った。光り輝く東京タワーからトンネルのような桜並木、突然目の前に現れた猫から忙しい現代人に食事を運ぶUber Eats配達員など、様々な瞬間を撮った。とある日曜夜の様子を楽しんでもらいたい。
お台場から見える東京タワーが素敵
まずはお台場周辺から。「今年は東京タワーを撮りたい、どんな形でもいいから東京タワーを撮りたい、日本人として東京タワーを撮りたい」と意気込んでいた僕の目の前に、東京タワーが立っていた。
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMで撮りたかったな。
「何か気になる」と思ってシャッターを切ることは多々あるが、「これ何?」と聞かれると「……分からない……」となるものが多すぎる。スナップってそういうものだよね?
景色を楽しむ親子。東京タワーには特に興味がなさそうだった。そんなもんか。娘と仲良くしているパパを見ると、お互い頑張ろうな、という気持ちになってしまう。
「関係」「IN」。よくわからないが、つい見てしまわないだろうか。僕は結構気に入っている。
午前中は大雨と強風、日中もそれなりに雨が降っていたようだが、夜には雨がおさまっていた。片側に咲いていた桜が歩道をトンネルのように覆っていた。桜が撮れる時期は限られているので、写真好きとしては撮らないという選択肢はないのだ。
”新橋感”が隠しきれない夜の新橋ストリートスナップ
僕の中で新橋は、少し気を張る街だ。新橋といえば飲み屋街。僕は昔から、酔っ払うと気を大きくして赤の他人に上から目線でタメ口で偉そうに絡んでいく人が苦手だ。完全なる偏見だが、金曜日から週末にかけての新橋はそういう人が多いというイメージがある。
ただし逆に言えば、そういう街こそストーリーがある。普段は小さく収まって社会の波に飲まれながら生きている人でも、週末は解放される。
翌日が月曜日ということもあり、極端に泥酔している人は見かけなかったが、エキゾチックな喫煙所、ふと目の前に現れた野良猫、飲み屋街を歩くカップルなど貴重な瞬間に出会えた。
以下、まとめて見てもらいたい。新橋のあとは、渋谷へと移動する。
人気フォトスポットを一目見ようと賑わっていた渋谷桜ヶ丘
乗り換えのついでに渋谷で降り、桜ヶ丘(地名)のさくら坂(坂の名前)に咲く桜(桜そのもの)を見に行ってみた。いくら桜シーズンとはいえ、「桜」「さくら」打ちすぎて混乱する。
桜ヶ丘のさくら坂は大勢の人で賑わっていた。そのままでも十分に綺麗だが、夜になると不気味な色味で過剰にライトアップされてしまう。歩道橋の上には大勢の人が三脚にカメラを構えて撮影していた。
さくら坂は大勢の人で盛り上がっていた。細い一方通行の道だが、車通りはそれなりにある。楽しんでいる方々は、くれぐれも周りの状況を見計らって楽しんでもらいたい。
桜のライトアップが注目されがちだが、ズラッと並ぶ提灯の壁も迫力がある。
渋谷のさくら坂は僕にとって思い入れのある場所だが、撮影スポットとしては他にも沢山ある。街全体がストーリー性に長けており、どこを切り取っても面白い。Uber Eatsの配達員さん、お疲れ様です!安全運転でお願いしますよ。
「最後に串カツ食べたのいつだろう……撮っておくか」という極めて不順な動機で撮影した1枚。
写真の面白いところは、何ともない日常を特別な瞬間に見せられることだ。
RF135mm F1.8 L IS USMはストリートスナップをとの相性がいい。135mmならではの背景圧縮とF1.8ならではのとろけるようなボケ味はクセになる。他のレンズを使ってスナップしても、物足りなさを感じてしまうほどの中毒性がある。
おそらくそういう場所なんだと思うんですけどね、言われてみればちゃんと見ずにとってしまったので……\(^o^)/
> 「関係」「IN」。
関係者用とかですかね?
ありがとうございます!!!!!
素敵!!