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EOS R3とRF28mm F2.8 STMで記録する、パパと娘の新幹線3人旅

目的地は浜松。タクシーで約10分の場所にあるスイーツバンクで甘味を楽しんだ

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ある朝、長女が突然僕に言った。

パパ、新幹線に乗りたい

新幹線かあ。新幹線に乗ってどこか行くところなんてあるかなあ。今年の春休みは小学校に向けた準備などで落ち着きのない日々が予定されている。本来であればちょっと遠出したり春休みらしい過ごし方をしたいところだったが、ポツポツと予定が入っていたせいで計画できずにいた。

数日後の週末、妻が習い事があり僕が子ども達を2人見ることになっていた。午前中は予定があったが、それ以降は特に予定なし。天気は雨予報だったが、「新幹線に乗る」という目的は果たせる。

「新幹線に乗りたい」という思いこそ本物だが、6歳児と4歳児は長時間座り続けるのは無理がある。また新幹線に乗るだけではさすがに本人達にとってもワクワクが足りない。

電車マニアの友人に目的地を相談し、「1時間前後の移動時間」「駅弁が買える」「到着地点の付近で何かできることがある」という条件で相談し、妻と調べた結果、行き先は浜松、現地の目的地はスイーツバンクに決定。日曜日の昼過ぎから向かうことにした。

出発地点は新横浜。スマートEXアプリで予約したものの、子どもの分をどのように処理すれば分からずアタフタ。駅員と相談し、片方をiPhoneのSuicaに紐付け、もう片方を発行することで事なきを得た。
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トイレなど様々なトラブルを想定し、乗車時間の30分前には駅のホームに着いていた。新幹線を見たいという目的があったため、他の新幹線を見る機会があったほうが良いと思ったからだ。

しかしすでに娘達は新幹線に興味を失ったのか、それとも昼時だったので空腹だったのか、「お腹が空いた」を連発。そりゃあ腹が減っては戦はできぬ。買ってあった団子を少しずつ食べながら、新幹線の到着を待った。

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最初こそは普通に食べていたが……
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……やっぱり中身だけ抜いて食べるよね。子どもあるあるだよね。
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あんまんも美味しかった。
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静岡方面の新幹線は、途中で富士山が見える。次女は「ふーん」という反応だったが長女は「見て!見て!富士山だ!」と大興奮だった。
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ランチは娘達たっての希望だった新幹線N700Sのぞみ弁当。「横に開けたら中身全部出てくるからね」と説明した直後に横に開けてカオスなランチの始まりとなったが、なんとか食べることができて良かった。僕も弁当を買ったが、もはや子ども達の世話で何を食べたのか全く思い出せない。

新幹線の乗車時間は約1時間。長女は最近買った『それでもがんばる! どんまいないきもの図鑑』を僕の膝の上で一緒に読んで過ごした。
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次女は持ってきた大量のぬいぐるみ達とパーティしていた。次女は僕に似て無駄に荷物が多い。将来は50リットルクラスのバックパックを背負って生活しているかもしれない。
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ご飯を食べていたお陰で気付いたら浜松に到着。
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ママ用の到着動画を撮ったりしつつ、去って行く新幹線を見届けてスイーツバンクへと急ぐ。
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スイーツバンクまではバスで行くこともできるが、何せ浜松で滞在時間は約2時間。移動時間の短縮や娘達が歩かないと言い出すリスクを最小限に抑えるため、金で解決した。

良いの良いの、パパ1人で娘2人を新幹線に乗せて遠出させているだけでも偉いの!ね!無駄使いとか言わないで!大目に見て!

タクシーの移動中はそれぞれのぬいぐるみに対し、ひたすら愛を伝える10分間となった。機嫌が良くて何より。
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次女は先ほど新幹線で遊んでいたぬいぐるみ達とはまた別のぬいぐるみで遊んでいることに注目してもらいたい。いやだからぬいぐるみの数多すぎ……。
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天気はあいにくの雨だったが、「新幹線に乗る」という目的自体は果たせていたため現地での過ごし方はもはやボーナスタイムのようなものだ。正面の特徴的な形式は撮り損ねてしまったが、巨大な椅子や貯金箱、ミルク瓶などに娘達は大興奮。これは面白い!
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他にも春華堂の巨大ショッピングバッグ、巨大な鉛筆削りや浜松いわた信用金庫の巨大な万年筆、巨大なポット、巨大なクレヨンなどがあり、パパカメラマンに撮られ慣れている娘達を次々と撮っていった。撮られることに抵抗がなくて嬉しい。
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ちなみにこの長女は「うーん!大きくて動かせない」というポーズらしい。ポーズにテーマがあって素晴らしい!
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雨にも関わらず現地は混み合っており、スイーツバンク内のカフェ「とらとふうせん」は整理券を配布していた。体力が驚くほどない娘達は、この時点で2人とも疲れている様子だったが、スイーツの力を借りて何とか持ち直すことに成功。3人でそれぞれドリンクを頼み、クレープを食べた。
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長女が頼んだプリンアラモードスムージーは期間限定だったそうで、想像のとおりめちゃくちゃ美味しかった。自分が選ばなくて後悔したぐらい美味しかった。
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僕は何となく”静岡っぽいもの”を飲みたくなり、掛川茶ラテを注文した。甘いラテは久しぶりに飲むと本当に美味しい。
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次女はここでもぬいぐるみと一緒。ちなみに次女は三ヶ日みかんジュースをアイスフロートにした。数カ月前までみかんが苦手だったはずが、突然みかん好きになった。子どもの成長って本当に面白い。
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期間限定なのか、当日最も推されていたクレープを注文した。中にアイスも入っており、満足の一品だ。すでに甘いドリンクを飲んでいた娘達だったので、極力フルーツを中心に食べてもらい、クレープとアイスは僕が食べようとしてみたが、子ども達のスイーツへの執着に負け好き勝手食べられてしまった。まあそういう日もあっていいよね。
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会計時にタクシーを手配し、帰宅前にトイレに寄った。僕が連れているため用を足す際は男性トイレに連れて行ったが、スイーツバンクの女性トイレはまるでキッチンのような外観であることで人気。もはやフォトスポットと化している。僕は入れないがせっかくなら娘達に見てほしいと思い、2人で探検してもらった。長女が「トイレじゃないみたい」と嬉しそうに教えてくれた。

帰りも駅弁を買った。本来であれば自宅でゆっくり食事をしたいところだが、帰宅時間を考えるとご飯を済ませておいたほうが早く寝られる。浜松駅に到着し、ママへのお土産をなんとか購入し、トイレを済ませ、新幹線に間に合った。

「お腹空いてなかったら食べなくていいからね」と言ったものの、2人とも「食べる」と即答。こちらが次女。まだ今回の写真に写っていない別のぬいぐるみが食べる様子を見届けてくれていることを……。
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次女は途中までしか食べられなかったが、長女は意外とあっさり食べきった。
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僕は長女を膝の上に載せながら、その後ろで自分の弁当をかき込んだ。食べた気はしなかったが、今日の目的はあくまでも「新幹線に乗ること」。娘達が楽しければ、僕の食事なんて正直どうだっていい。

途中で娘達同士のケンカがあったり、タイミング悪くモノを取ろうとしてパパに怒られたり、終始平和な旅とはほど遠いが、次女は妻にあって開口一言目に「新幹線、楽しかった!」と言ってくれたので今回の旅は成功だと思いたい。


今回の旅行は、常にEOS R3とRF28mm F2.8 STMで記録した。EOS R6 Mark IIでも全く問題はなかったが、片手でカメラを持ったままフォーカスポイントを移動できるEOS R3のスマートコントロールに慣れると他のカメラが使いづらくて仕方がない。28mmの画角は被写体含めた全体像をカジュアルに撮るには使い勝手が良い。

唯一の問題点は、数え切れないほどレンズエラー(Err 60)が表示されたこと。都度電源を切れば発生しづらいが、電源を入れっぱなしで持ち歩いていると、知らないうちにエラー画面になっていることが多々あった。

エラーを除けば、個人的にスナップ用として最も気に入っているレンズだ。僕はEOS Rシリーズ初のフラグシップモデルを絶対手に入れたいと思っているが、最高峰のカメラでもこの可愛いレンズを使って撮影したい。

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更新日2024年03月30日
執筆者g.O.R.i
コメント(4件)

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  1. g.O.R.i(コメントID:703937)
    コメント先:たってぃん(コメントID:703936)
    思い立ったが吉日ですね! その行動力に👏 気づいたのでー 終始? 👇 修正平和な旅とはほど遠いが、

    ぎゃーーー終始でした!ごめんなさい!ありがとうございます!!

    そうそう、思い立ったら吉日!!!またこういう感じでやっていきたいなと思います!!

  2. たってぃん(コメントID:703936)

    思い立ったが吉日ですね!
    その行動力に👏

    気づいたのでー
    終始?
    👇
    修正平和な旅とはほど遠いが、

  3. g.O.R.i(コメントID:703930)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:703914)
    憧れます。息子が4歳になったのでそろそろかなと思っていますが、母親がいないとすぐ「ママは?」と騒ぐのでなかなか踏ん切りがつかないでいます。

    僕もそういうタイミング、余裕でありましたよ!家の近くにある公園に2人で行ってあとでママが合流してくれる、とか、パパと先にスーパーに行ってママがあとで合流するとか、パパと2人でどこか行くけどあとで必ずママも来てくれるみたいな感じからスタートすると、「パパと2人で出掛ける」ということに慣れるかもしれませんね!僕はなんやかんやで一緒にいる時間が結構長かったりするので……!

  4. 通りすがりの読者(コメントID:703914)

    憧れます。息子が4歳になったのでそろそろかなと思っていますが、母親がいないとすぐ「ママは?」と騒ぐのでなかなか踏ん切りがつかないでいます。

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