TwitterのDAUはFacebookの12分の1しかないらしい
Twitterが2018年第4四半期の業績発表を行い、同期間中における月間アクティブユーザー数(MAU)は3億2,100万人、前四半期比で500万減であったこと報告。
今回、同社は初めてデイリーアクティブユーザー(DAU)数を公開。厳密には「mDAU(Monetizable Daily Active Users/Usage)」と呼び、「Twitterの配信する広告に接することができるユーザーの1日あたりの平均アクティブユーザー数」と定義づけている。
DAUは伸びているが、他のSNSよりも少ない
TwitterのmDAUは2017年第1四半期以来、常に右肩上がりの成長を続けているが、その規模感は「Snapchat」を運営するSnapよりも6,000万人ほど低く、Facebookに至っては12分の1しかないとRecodeが指摘している。
Poor Twitter. It finally disclosed daily active usership and it looks like this: https://t.co/fjR9YPwZ4V @KurtWagner8 pic.twitter.com/YhEev5uKJZ
— Rani Molla (@ranimolla) February 7, 2019
上記の通り、TwitterはDAUではなくmDAUという、いわば「マネタイズ対象となるユーザー」のみを「アクティブ」と定義づけているため、アプリを開いてメッセージを送信し広告を全く見ないユーザーも「アクティブ」と認識するSnapと比較するのは不公平とも言えるが、少なくともFacebookとは圧倒的な差があることが分かる。
マネタイズに苦戦している印象のあるTwitterだが、同四半期の売上高は9億900万ドルで過去5四半期連続で黒字を達成。mDAUも伸びているのでまだまだ成長の余地があると信じ、サービスの改良を期待したい。