Pentatonixがオリジナルの新曲「Love Again」を公開!グルーブ感溢れるディープなサウンド!
日本で待望の初来日が話題となっているアカペラ界の黒船こと「Pentatonix」。数日前にオリジナルの新曲「Love Again」のミュージックビデオをYouTube公式チャンネルで公開しているようだ!
アカペラとは思えない音色や5人で歌っているとは思えない音圧、まじまじと見ると少々気味が悪い派手な衣装も見どころであるが、男性ながら女性顔負けのハイトーンが魅力のMitchがサビで笑えるほど高いキーで歌うので注目して聴いてみるべし!
リードをMitchを全面的に推し出したディープなサウンド!
公開されたのは5月20日だが、既に記事執筆時点では120万回以上再生されている!まだ視聴していない人は早速以下からどうぞ!
これまでのPentatonixのアメイジングなカバー曲は基本的に金髪で長身のScottを中心に、女性曲であればKirstieが中心になり、Mitchはいつもここぞという時に最高の美声で突然現れる、というイメージが強かったが、今回の新曲「Love Again」はMitchをリードとして全面的に推し出した構成となっている。逆に他のメンバーはベースのAvi以外前に出ることもないまま終わる。
各メンバーが全面的に出てくる曲を期待していた人にとっては少し残念だが、Pentatonixらしいグルーブ感と音圧はオリジナル楽曲でも健在。カバー曲で爆発的に有名になった後、オリジナルを出して全く売れずにフェードアウトするアーティストは数え切れないほどいるが、今回のPentatonixは「Daft Punkカバーメドレー」には及ばないものの、多くのファンが「さすが僕達の大好きなPentatonix、分かっていらっしゃる!」と思える仕上がりになったのではないかと思う。
恐らく「Daft Punkカバーメドレー」に及ばないという印象を受けるのは同じような派手な衣装とミュージックビデオの構成を採用しているものの、曲そのものがDaft Punkの時ほどの派手さがないからではないかと思う。Pentatonixらしいディープでグルービーなサウンドである一方で、Pentatonixにしては遊びが少なく期待よりも堅実なアレンジと構成である。
逆に言えば堅実なパーカスができるビートボクサーKevinとベースAviの安定感は異常だ。リズムセクションが人間であることを忘れるほどには安定感抜群。特にあまり動きがないのにも関わらず安定的にグルーブ感あるリズムを打ち続けるのはとにかく難易度が高いので、やはりKevinは凄いと改めて思った。
ただ、やっぱりPentatonixに求めるのは人間離れしたサウンド!次の作品はもっともっとPentatonixらしく、アカペラであることを誰しもが疑うような音作りに期待したい!
近未来アカペラグループ「Pentatonix」の最新作「Daft Punk」カバーメドレーの完成度が圧倒的に高い! | gori.me(ゴリミー)