ダフト・パンクだけではない!アカペラ界の異端児「Pentatonix」の絶対聴いてもらいたい有名曲カバー10選
ダフト・パンクのアカペラメドレーで一役有名になったアカペラ界の異端児「Pentatonix」。8月16日、17日に開催される「SUMMER SONIC 2014」に出演することが決定している同グループだが、ダフト・パンクメドレー以外にも聴いておくべき曲が多数あることを知っているだろうか。知らずにPentatonix来日を迎えるのは…勿体無い!
「Pentatonix」に関する記事まとめでこれまでPentatonixの曲を数曲紹介してきたが、最近Pentatonix熱が再熱している僕としては1人でも多くの人に1曲でも多く聴いてもらいたい!そこで、今回僕の独断と偏見で絶対聴いた方がいいPentatonixの有名曲カバーを10曲ピックアップしたので、紹介する!
Pentatonixで今、僕が皆さんに聴いてもらいたい曲10選
それでは早速皆さんに是非とも聴いてもらいたい曲を10曲紹介する。可能であればすべての曲を彼らのYouTubeチャンネルから見てもらいたいところだが、そういう訳にもいかないと思うので今、まさにこの記事を書いているこの瞬間、皆さんに聴いてもらいたいと思った10曲をピックアップしてみた!
それではいってみよう!
「Cruisin’ for a Bruisin’」ー 映画「Teen Beach Movie」より
以前、記事としても取り上げているが、ディズニー映画「Teen Beach Movie」の主題歌「Cruisin’ for a Bruisin’」は彼らがカバーしている曲の中でも比較的ポップで爽やかなナンバー。近未来でディープなアレンジが印象的であるPentatonixだが、このような曲を歌っても味が出る。
曲調から分かる通り、原曲もノリノリのナンバー!こちらからどうぞ!
「Starships」 ー Nicki Minaj
最近僕の中でブームなのはNicki Minajの「Starships」のカバー。Aviから始まるホーミーのベースと安定したKevinのビート、そして「ターラタッタ」のスキャットで爽やかにコーラスがスタート。と思いきや、Scottのリードと同時にAviのベースが復活し、重みのあるダンスビートに!間奏でAviとKevinが繰り出すリズムからのMitchの優しいソロパートには吸い込まれそうになる。
原曲もウルトラ格好良いので聴いたことがないという人は以下からどうぞ!
「NSYNC Medley」 ー ‘N Sync
‘N Syncと言われて誰だか思い出せないという人もいるかもしれないが、耳馴染みのある曲は多いはず。Pentatonixが歌うこのメドレーはその懐かしい曲を秀逸なアレンジで展開。特に注目してもらいたいのは2曲目に歌っている「Pop」のパーカス。Kevinの音の詰め込み方が尋常ではない。「It’s Gonna Be Me」のストップモーションも格好良い。
The Sing-Off Season 3の優勝グループPentatonixの歌う’N Syncのメドレーが濃い! | gori.me(ゴリミー)
「Evolution of Beyoncé」 ー Beyoncé
ビヨンセの原曲を知らないという人もいるかもしれないが、耳馴染みのある曲がメドレーになっている。Destiny’s Child時代の「Survivor」や渡辺直美のパフォーマンスなどで一度くらいは聴いたことがあるであろう「Crazy In Love」なども含まれている。ビヨンセを知っている人にとっては間違いなく興奮する曲が詰め込まれている。
公開後4日で再生回数220万回突破!Pentatonixによるビヨンセの楽曲26曲を歌ったアカペラカバーが盛り沢山! | gori.me(ゴリミー)
「Say Something」 ー A Great Big World & Christina Aguilera
今全米で注目を集めているA Great Big Worldというデュオと、かの有名なChristina Aguileraがコラボレーションした作品をPentatonixがカバー。
この曲はいつものノリノリな雰囲気はどこにもなく、厳かで盛大なアレンジとなっている。Kirstieがしっとりと1曲通して歌うと思いきや、2番から突然入るAviのリードはグッと来るものがある。チェロを弾きながらパーカスするKevinもこの曲が作り出す世界観には欠かせない。重みのある曲にチェロを演奏しながら雰囲気を合わせることができるビートボクサーもなかなかいない。
原曲も心に響く素晴らしい演奏なので、以下からどうぞ!
「Happy」 ー Pharrell Williams
Pentatonixは日本を含む全世界でムーブメントになりつつあるPharrell Williamsの「Happy」もカバー。原曲に忠実に演奏しているが、曲全体を通してScottのリード力と歌唱力がとにかく輝いている。年下だということが信じられない…。間奏のKevinによるビートボックスもシンプルでありながら存在感がある。多くのボイスパーカッショニストが参考にしても良さそうだ。
様々な形で原曲を目にしているかもしれないが、一応公式のミュージックビデオを載せておく!
「Payphone」 ー Maroon 5 ft. Wiz Khalifa
一時期街中で常に流れていたMaroon 5の「Payphone」をMitchのハイトーンリードでカバー。Pentatonixはコーラス3人が全員リードが取れるという強みがあるだけではなく、1人がリードを取った時に残り2人がどの組み合わせでも良いハモリをするのが強みだと常々思っている。男性2人がどちらも高い音域が得意だからだろうか。途中のScottがナチュラルに繰り出す高い音域の謎すぎるフェイクに注目。
原曲はこちら!
「Gangnam Style」 – PSY
Aviのホーミーベースで始まるところも刺激的だが、Scottがナチュラルに韓国語で歌っているのもビックリだ。相当練習したに違いない。サビに入る前の機械音が個人的にかなり好きだ。アレンジも原曲から少しリズムを変えている辺りもPentatonixらしさが出ていて大変良い!この曲でもやはりScottのリード力は輝いている。
原曲を今更知らない人もいないかもしれないが、念の為に載せておく!
「We Are Young」 ー Fun
2011年に発表したFunの「We Are Young」は全世界で1000万枚を売り上げる大ヒット曲だが、これもPentatonixは独自のアレンジでカバー。サイバーチックな雰囲気はないが、初期の頃のPentatonixだったということもあり、途中でScottがサンバチックなリズムで入ってくるアレンジに注目。カメラのアングルが妙に上からというのも気になるが、細いことは気にしないでおこう。アウトロで「Carry you home」と歌っている時の「home」を歌うAviの低音が非常に良い。
原曲はこちら!
「Daft Punk」 ー Daft Punk
やはりPentatonixを語る上では避けられないこの曲。恐らく日本国内でアカペラに馴染みのない人までPentatonixを知るきっかけとなったのはこの動画のお陰だろう。奇抜なミュージックビデオも印象的ではあるが、やはりアカペラという印象から掛け離れていたからこそアカペラ経験者も未経験者も惹きつけられたのではないかと思う。
僕の印象ではアカペラはどれほど本気でやっていても世間一般ではそれほど理解してもらえず、ボイスパーカッションをやってきた僕としては単なる宴会芸としての扱いを受けることが多く、不愉快な思いをすることが多かった。「アカペラをやってます」→「ハモネプみたいな?」→「口でプスプスやるやつやってよ」という流ればかりだった。
ところがPentatonixはこの曲でアカペラに完全に新しい風を吹き込んだ。アカペラがクラブミュージックをカバーしたのだ。これまでバンドサウンドをカバーすることはできても、アカペラがクラブミュージックをカバーして格好良く見せることができたことは無かった。それは、電子音のような多種多様なビートが必要であるだけではなく、身体に響くような低いベースと繋ぎ目のない流れるようなアレンジが必要不可欠であり、すべてを揃えるのは極めて難しかった。
ところが、Pentatonixはこの曲でそれが不可能ではないことを世に知らしめた。アカペラでもクラブミュージックをカバーすることは可能であるということを。だからこそPentatonixはアカペラ界の異端児であり、アカペラ界に今まで存在していなかった、もしくは少なくとも注目を浴びていなかった新しい風を吹き込んだ。
Pentatonixを一度も見たことがないもしくは聴いたことがない、と言う人はこの「Daft Punkメドレー」を是非とも見てもらえればと思う。経験者・未経験者問わず、「アカペラ」そのものの印象がガラッと変わるだろう。