【Pentatonix特集】特別インタビュー(グループ編):グループ名の由来や結成の経緯、今後カバーしたい楽曲など
今後カバーしたい楽曲は?
沢山あるよ!!
ヨーロッパ・ツアーに行ったばかりなんだけど、外国の音楽を一杯聞いてたんだ。それで、違う言語、違う文化の曲を実験的にやってみたいなって思ってて。僕達にとってチャレンジになるけどね。
日本の曲もカバーしたいよね。
僕が知ってる日本の曲って何だっけ?
ああ、アンジェラ・アキ?だっけ??
そう、アンジェラ・アキの“Rain”かな!
知ってるんですか?
うん。Mitchと聴いたんだ。だから、カバーするかもしれないよ笑
北米、ヨーロッパとツアーを回ってどんな反応だった?
ヨーロッパはどこも、かなりすごかったよ。観客(のリアクション)が本当に強烈なんだ。アメリカの東海岸にも同じように、強烈なファンがいてくれているんだけど。
でも全般的に、僕達のファンって、皆が想像する以上にエネルギッシュなんだよ。アカペラのコンサートって、座ってただ聞くようなイメージがあるのかな。
でも、僕達のショウはロック・コンサートみたいで、皆が立ってて、叫んでて、一緒に歌ってる。すごく楽しいパーティなんだよ。そんな風に観客がエネルギッシュだと、僕達はさらに100%増しの自分達を提供できる。すごく楽しいよ。
それに僕達のファンのすごい所は、皆がすごく音楽的だってことで、僕達と一緒に歌うように頼むと、すぐに一緒に歌ってくれるんだ。それが実際に素晴らしいハーモニーになるんだよ。僕達のファンは最高だよ!!
そうなんだ。しかも、音楽関係のジョークも理解してくれる。“3、5、9、13を足して!”とかって言うと…
ウワー!!、って(盛り上がる)。
最高に盛り上がるんだ。クールだよ。合唱隊オタクのことを分かってくれてね。
結成から3年が経って、改めて自分たちのこれまでの軌跡をどう思う?
一番嬉しかった、感慨深いと思ったエピソードは?
僕達は明らかに、たくさん進化したよ。音楽も、人としても、すごく変化したと思う。
ファッションもね!
本当にたくさんの出来事があったからなあ。最高にクレイジーなのは、3年間経過して、そんなに長い時間が経ったように感じられないことだね。最近、僕達がこの3年間でやったことの全てを追った映像を作ったんだけど、それを見て泣きそうになったんだ。こんなにもたくさんの機会を経験していたんだって、気付かずにいたよ。かなりすごいと思ったんだよ。
3年でやれるなんて到底思えないほどのことを、僕達は達成してきた。でも同時に、3年も経ったなんて感じられないんだよね。本当に素晴らしい旅になってる、って思うんだ。
一番嬉しかったのは?
一番を選ぶのがすごく難しいわ。どこか新しい土地でショウをやって、すごくたくさんの観客を前にして、幸福感に圧倒されて、“わあ、この活動は本当に素晴らしい旅だわ、私達がここにいるなんて信じられない”って思う時もあるし、たった3年で、これだけのことを私達が成し遂げることができて、本当に恵まれているわ。素晴らしいことよ。だから、私達にとっては全ての瞬間がいい経験で、それに心から感謝しているの。
でも、ひとつ選ぶとしたら、僕はセサミ・ストリート(に出演したこと)、だね」
アハハハ、そうだね!
セサミ・ストリートは子供の時に本当にたくさん見てて、セサミ・ストリートのキャラクター達と実際に話ができて、もう、僕は泣いちゃったよ…!
夢が叶った瞬間だったよ!!
YouTubeでの大反響についてどう思う?バイラル性が高い理由は何だと思う?
僕達のビデオがYouTubeで人気になる理由の一つは、僕達が活動を始めた時に、YouTubeはユニークなアーティストができることを皆に見せる上で、すごくいい場所だって気づいたことにあると思う。
僕達がやっているアカペラだけとってみても、現代の音楽シーンでは本当にユニークだし、アカペラは聞くだけじゃなくて、見ることも出来る。ビートボックスがやってること、ベースがクレイジーな低音を出していること、彼らが僕には理解できないクレイジーな合唱をしてること、それを皆は見たいんだよ。それが合わさってできる僕達のビデオは、皆が見たくなる、シェアしたくなるようなものになってるんだと思う。僕達が進化するにつれて、僕達の限界を押し進めるようなことをやるようになった。
Scottが“エヴォルーション・オブ・ミュージック”のアイディアを思いついたんだけど、あのビデオの成功と、あの後に続くシリーズの成功の以来、新しいビデオも出してる。面白いコンセプトのビデオで、同時に音楽の魅力も打ち出せるビデオ、それで皆が僕達がパフォーマンス主体のグループなんだってことを分かってもらえる作品を作ってるんだ。僕達のライブを観に来たら、YouTubeで聞けるものと全く同じパフォーマンスが聞ける。だから、僕達のビデオが人気になるのは、そういう様々な理由があると思う。
YouTubeでの成功が今のバンドとしての成功の大きな部分を担ってると思う?
99%、YouTubeのおかげだと思うな
『The Sing Off』は僕達をグループにしてくれて、僕達が始まった場所で、僕達が始動する基盤だったけど、その後でYouTubeが、僕達を今日的にし続けてくれた。僕達は皆が僕達のことを忘れないように、ビデオを出し続けたんだ。その組み合わせが、今僕達がいる場所に導いてくれたんだよ。
現在ではEDMをはじめ、ダンスミュージックがシーンを席巻中ですが、ペンタトニックスはどういったアプローチで、この現代の音楽シーンに迫っていこうと思っていますか?
僕達は、僕達が見習う音楽として、今流行っているものにはそんなに目を向けてはいないんだ。
僕達をインスパイアする音楽や、僕達の力が出せる音楽をやること、僕達が大好きなものに正直になることを学んだんだ。その大好きなものがEDMの時もあるんだけど、でも僕達は単純にその方向に従うようなことはしないよ。僕達は色々な方面に向けて、僕達の限界を広げていこうとしている。
映画『PITCH PERFECT2』との関わりは?出演したの?
うん、出演してるよ。すごくクールな役柄をもらって、大興奮してるんだ。すごく楽しい撮影になると思うよ。
Makotoさん>
メンバーの皆さんとは直接関わりを持てているわけではないですが、そのような機会が今後設けられるように地道に精進してPentatonixの魅力を引き続き発信していけたらと思います!僕の記事がきっかけでPentatonixを知って頂けたと言う言葉だけでも僕がこのようにして日々記事を書いていたことを改めて良かったと感じます。明日、明後日とインタビューも続きますので、是非お楽しみに!!ありがとうございます!
独占インタビューだなんて本当にすごいです!!Kazutoさんの「The Sing-Off Season 3の優勝グループPentatonixの歌う’N Syncのメドレーが濃い!」の記事のおかげで彼らと出会うことができた私にとってKazutoさんはPTXファンの中でも特別な存在でいらっしゃるので、そのKazutoさんがPTXのメンバーたちとこのように素晴らしい関わりを持てていることが私もとても嬉しいです。