Vision Proを家族や友人と共有するのは少し難しいみたい

Apple Vision Proは、家族や友人と共有しやすい設計になっていない。9to5Macによると、「ゲストユーザー」モードは用意されているが、あくまでも「所有者が周囲にVision Proを体験させてあげるモード」との位置づけ。Macのように複数人で1台のVision Proを使う想定はされていない。どちらかというとiPadと同じような位置づけだ。

#visionOS Guest User Mode!!! pic.twitter.com/NVp7jXoLlK

— James Dombro (@james_dombro) 2023年6月21日

初めて使う際に、視線トラッキング、ハンドスキャン、必要であればZEISSレンズのペアリングなどのキャリブレーション作業行う必要があり、これらの操作は本体に保存されない。よって同じ人が再び使う際も、すべてのキャリブレーション作業を再度行う必要がある。

大前提として、Light SealとSolo Knit Bandのサイズは個々のユーザーに合わせたものが用意されている。購入者とは別の人が利用する場合、装着者と顔の形が合わず、理想的な利用体験が得られない恐れもあるだろう。