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Apple Vision Pro、視線だけでスクロール可能に?visionOS 3の噂

手のジェスチャー不要の新機能、WWDC 2025で発表予定

Experiencing Apple Vision Pro 14

AppleはApple Vision Pro向けの新機能として、視線だけでコンテンツをスクロールできる機能を開発中だ。Bloombergによると、この機能はvisionOS 3に搭載される見込みで、ウェブサイトの閲覧や読書などの際に手のジェスチャーを使わずに操作できるようになる。

現行のVision Proでは、アイテムを見つめた後に手のジェスチャーで「タップ」するという操作方法が採用されている。視線によるスクロール機能は、この既存の機能を自然に拡張したものと言える。

全ての標準アプリに対応予定

Appleは、Vision Proに搭載されているすべての標準アプリに視線スクロール機能を追加する計画だ。さらに、サードパーティ開発者がこの機能を自社アプリに実装できるようにするためのAPIも開発中とされている。

Vision Proには、視線追跡や生体認証のための虹彩スキャン機能を実現する複数のカメラが内蔵されている。これらのハードウェアを活用した新機能となりそうだ。

他デバイスでも視線追跡を実験

Appleはこれまでも他のデバイスで視線追跡技術の実験を行ってきた。iPhoneやiPadでは、アクセシビリティ機能として視線の動きに合わせて画面上のポインタが追従する機能が提供されている。この機能を使うと、ユーザーは視線で操作対象を選び、特定の位置に目を集中させることでタップ操作を実行できる。

visionOS 3は、6月9日(月)から開催される世界開発者会議(WWDC)でお披露目される予定だ。

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更新日2025年05月15日
執筆者g.O.R.i
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