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visionOS 2、正式発表。注目の新機能まとめ

国内でもVision Proがついに6月14日(金)午前10時より予約開始、価格は約60万円

Apple WWDC24 visionOS 2 Mindfulness app 240610

Appleは6月11日、WWDC24の基調講演でvisionOS 2を正式発表した。最新機能として空間写真の作成、新しいジェスチャー操作、強化されたデベロッパーツールなどが含まれる。

本記事は、visionOS 2の正式リリース時期や主要な新機能や変更点をまとめた。参考にしてもらいたい。

visionOS 2の正式リリースはいつ?

Appleの最新OSは、WWDCで正式発表後、開発者向けベータ版やパブリックベータプログラム向けパブリックベータ版などを経て、秋に一般公開されるのが通例だ。

開発者向けのベータ版は基調講演の直後に配信開始。パブリックベータ版は例年、開発者向けのBeta 2と同時にリリースされる。今年は7月頃と案内されている。

visionOSのメジャーアップデートは今回が初めて。どのようなタイミングで一般公開されるかは不明だが、Macと連係して使用する機能があることから、macOS Sequoiaと同時期の可能性がある。

macOSは10月または11月に正式リリースされることが多い。同時期に新型Macの発表および発売が行われる傾向がある。

visionOS 2注目の新機能や変更点まとめ

WWDC24 Keynote 836

visionOS 2の主要機能は、以下のとおり。すべての機能はApple公式のvisionOS 2プレビューページを確認してもらいたい。

空間メモリーの作成と追体験

空間写真の作成

WWDC24 Keynote 550

visionOS 2では、ユーザーは写真アプリで空間写真をライブラリから直接作成できる。2D画像を美しい空間写真に変換し、SharePlayを使って他のユーザーと共有することも可能。

空間ビデオの撮影

iPhone 15 Proで空間ビデオを撮影し、特別な瞬間を蘇らせることができる。また空間ビデオ撮影専用のCanonレンズも登場した。
WWDC24 Keynote 734

新しいジェスチャーと生産性の向上

新しい手のジェスチャー

visionOS 2は、ホームビューやコントロールセンターへのアクセスを容易にする新しい手のジェスチャーを導入。ユーザーは現在の時刻やバッテリー残量を一目で確認し、音量調節などのアクションを実行できる。

Mac仮想ディスプレイの高解像度化

Apple WWDC24 visionOS 2 Mac Virtual Display 240610

Mac仮想ディスプレイが高解像度になり、ウルトラワイドディスプレイとして利用可能になる。

デベロッパとクリエイター向けのパワフルなツール

ボリュメトリックAPIとTabletopKit

デベロッパは、新しいボリュメトリックAPIやTabletopKitなどのツールを使って、よりイマーシブで共有可能なアプリやゲームを開発できる。

HealthKitの利用

HealthKitもVision Proで利用可能になり、革新的なヘルスケアとフィットネスの体験を提供する。

その他の機能

Safari

環境内でYouTube、Netflix、Amazonなどのビデオを視聴可能。Siriがウェブページの内容を読み上げ、パノラマ写真がイマーシブに表示される。

Apple TVアプリ

マルチビュー機能で、最大5本のストリームを同時に視聴可能。

マインドフルネス

ユーザーの呼吸パターンに反応するダイナミックな視覚的アニメーションとサウンドを提供。

ライブキャプション

聴覚に障がいのあるユーザーのために、リアルタイムの音声・ビデオ内容の字幕を提供。

AirPlay

Vision ProでiPhoneやiPadからのコンテンツをミラーリング可能。

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執筆者g.O.R.i
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