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Number_iファンが「ガチで気絶しそう」なApple Vision Pro体験をしてきた

Apple銀座で先行体験した空間ビデオの没入感が半端ない、iLYsじゃない僕でも帰り道にアルバムを聴くほどハマった

Apple Ginza Experiencing Number i VisionPro 04

Apple Vision Proで体験するNumber_iの空間動画が「ガチのファンが気絶しそう」な没入感だった。Apple銀座のリニューアルオープンを記念したスペシャルセッション「Apple スポットライト:Number_iの空間体験の中に飛び込もう」で、iLYs(アイリーズ)と呼ばれるファンでもない僕が先行体験してきた結果、帰り道にNumber_iのアルバムを聴くほどには気に入ってしまった。

まず断っておくが、僕はNumber_iのファンではない。恥ずかしながら記憶はKing & Princeで止まっており、ティム・クック氏のツイートを見て「この3人組、今Number_iなのか。読み方はナンバーアイね」となるほど疎い状態だった。本当にすいません。

しかし自分でVision Proを所有していないこと、スタッフにおすすめされたこと、そして何よりもティム・クック氏が来日やApple銀座のオープンを明らかにするツイートに写っているのがNumber_iであることから、その重要性を理解して体験してみることにした。

メガネユーザーに嬉しい、度数測定システムの完成度

僕はメガネをかけているため、Vision Proをそのままかけると視界がぼやけてしまう。本来は専用レンズを購入する必要があるが、デモ体験では専用の機械でメガネの度数を計測してくれる。

Apple Ginza Experiencing Number i 01

これがプライバシー絶対最優先のAppleらしく、スタッフでさえ度数が分からないように暗号化され、その暗号化情報をもとに最適化されたVision Proのデモ機が数分で用意される。僕にとって初体験であり、この仕組みに非常に興奮した。

フィット感などもiPhoneを使って行う仕組みだ。

Apple Ginza Experiencing Number i 02

久しぶりに使ったVision Proは、度数が最適化された関係で視界が極めてクリア。感動するほどくっきりしていて「これは別体験だな」と実感できた。

Apple Ginza Experiencing Number i 09
思わず拍手

「目の前にいる」感覚が半端ない空間ビデオ

合計4本の動画が用意されており、完全に目の前に平野紫耀氏、神宮寺勇太氏、岸優太氏がいるような感覚がある。イマーシブコンテンツではなくあくまで空間ビデオのため、イマーシブコンテンツのような没入感こそないが、ただの映像を見ているとは一線を画す体験ができる。

特に感動したのは、メンバーが近くに寄ってカメラ目線になる映像だ。これは本当に熱量の高いファンが体験したら感動で泣き崩れたり、気絶したりするのではないかと心配になるほどナチュラルに目の前にいるような体験ができる。自分でももう一度体験したいと思えるほどだった。

Apple Ginza Experiencing Number i 11

映像だけでなく音も良いため、より没入感がある。Number_iのファン、iLYsの皆さんはきっと楽しめるはずというより、相当楽しめるはずだ。

Apple Vision Proが最も活きるコンテンツ

こういうコンテンツこそApple Vision Proが最適だと思っており、(知ったばかりで恐縮だが)体験時はなるべく心にiLYsを憑依させてファン目線で体験した結果、個人的には物凄く楽しかった。帰り道にNumber_iのアルバムを流すほどには好きになったのだから、その効果は絶大だった。『Hard Life』と『i-mode』が気に入った!

実はすでにApple Vision Proを持っている人であれば、自身の端末上で体験できる。ガジェタッチのリンクマンに協力してもらい、実際の体験コンテンツを一部スクリーンショットで用意してもらった。

と言うのも「近くに寄ってくる」とはどの程度かというのはどうしても言葉だけでは伝えづらいからだ。伝わるだろうか。

Apple Ginza Experiencing Number i VisionPro 03

Apple Ginza Experiencing Number i VisionPro 06
 
舞台裏コンテンツの魅力として、平野紫耀氏は空間ビデオによって「ミュージックビデオの撮影中の現場のエネルギーや思い出を、本当にその場の現場にいるような空間が味わえる」と語っている。まさにその通りで、オンサイト感覚を味わえるのがこのコンテンツの最大の魅力だろう。

Apple Ginza Experiencing Number i 13

空間コンテンツの意義として、日常の何気ない瞬間が数年後に振り返ると素晴らしい思い出になるように、空間写真と空間ビデオは思い出を生き生きとパワフルに蘇らせることができる。

推し活という世界においては、「ミュージックビデオの撮影中」という、一ファンとしてはどれほど頑張っても潜入することが難しいであろう様子を間近で眺めているような感覚が楽しめることを考えれば、物凄く相性が良い。ファンにとっては堪らないだろう。

10月11日から全国のApple Storeで体験可能

このセッションは、まずApple銀座のリニューアルオープンを記念して限定で公開されている。すでに初日は予約満員となっているが、10月11日以降は日本全国のApple Storeで体験できるため、焦る必要はない。

Number_iとのコラボレーションセッションは「Today at Appleスポットライトセッション『Number_iの空間体験の中に飛び込もう』」として、Number_iのシングル「未確認領域」の空間オーディオと空間ビデオを体験できる。参加者は単に視聴するだけでなく、iPhoneで空間を記録する方法についても学ぶことができる仕組みとなっている。

もしこれだけ煽っておいて「思ったほどでも……」となってしまったら申し訳ないが……いやきっと楽しんでもらえるはず!とにかく僕は凄く楽しかった。iLYsの皆さんは是非体験して感想を教えてほしい。

【追記】今回僕が体験したのは、これの延長にあるApple Vision Proの体験。内覧会ではまとめられていたため1つのまとまった体験と思い込んで板が、「空間オーディオと空間ビデオを体験して仕組みを知る」と「実際にそれらで作られたミュージックビデオの舞台裏を見る」は別物。

つまり「Apple スポットライト:Number_iの空間体験の中に飛び込もう」は前者。後者は別途Apple Vision Proの予約が必要となっているようだ。

大変申し訳ございません!(コメントでご指摘いただいた方もありがとうございます!)

しかしここで朗報。Today at Appleは連日満員となっているが、僕が体験したApple Vision Pro体験は、意外にも満員にはなっていない。「目の前にいる」体験をしたいのであれば、iLYsの皆さんにはフルセットをおすすめしたい!

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更新日2025年09月29日
執筆者g.O.R.i
コメント(5件)

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  1. g.O.R.i(コメントID:706460)
    コメント先:はる(コメントID:706435)
    10月11日から日本全国のApple Storeで展開されるのはToday at Appleのセッションであり、Apple Vision Proのデモは既に昨日24日に日本全国のApple Storeにて開始されています。

    やっと意味が分かりました!仰る通りですね!記事にも追記させていただきました!!ありがとうございます!

  2. g.O.R.i(コメントID:706440)
    コメント先:はる(コメントID:706435)
    10月11日から日本全国のApple Storeで展開されるのはToday at Appleのセッションであり、Apple Vision Proのデモは既に昨日24日に日本全国のApple Storeにて開始されています。

    そういうつもりで書いたのですが、分かりづらい表現ありましたか……?(調整しますので教えてくださいね!

  3. はる(コメントID:706435)

    10月11日から日本全国のApple Storeで展開されるのはToday at Appleのセッションであり、Apple Vision Proのデモは既に昨日24日に日本全国のApple Storeにて開始されています。

  4. naomi(コメントID:706433)

    ありがとうございます!
    iLYsというファンネームを書いてくださり、最新アルバム曲も聴いてくださったことまで、綴っていただき、嬉しくなりました。
    AppleファンとNumber_iファンそれぞれの相乗効果が高まることが期待されますね。
    遠方の地方在住なので銀座には簡単には行けないので、詳細な体験レポはとても嬉しいです。
    ありがとうございました!

  5. ゆき(コメントID:706430)

    とてもわかりやすいレポ!
    ファンの気持ちになりきって体験してくださってるのが素敵すぎます!!
    読みながら自分が体験してる気分になりました。
    これは気分だけではなく実際に体験したいです!!

    個人的には超ど近眼なので視力を解析して自動最適化してくれる機能がとても気になります

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