【レビュー】「Apple Watch Sport」のバッテリーは1日持つが、iPhoneの電池残量に影響あり
腕時計の電池が切れてしまっては本末転倒だ。ただ、Apple Watchの電池持ちは1日しか持たないという。果たして本当それで「腕時計」として大丈夫なのか?!
実際のところApple Watchの電池持ちは本当に1日持つのか、それとも24時間経つ前に力尽きてしまうのか。個人的にもとても気になっていたので朝から晩まで付けてどの程度の電池消費になるのか、実験してみた!
朝8時から深夜0時まで充電せずに使ってみた
実験してみた、と言っても通知の受信回数やチェック回数などは一切記録していない。Apple Watchを身につけて生活する、ただそれだけだ。
時計が気になる時は時計を確認し、通知を見たい時は通知を開き、メッセージに返信したい時は音声入力で返信をしたりした。途中、7km弱のランニングも行ったが、その時はApple Watchのフィットネス機能は使わずにRunkeeperを使用して走行距離などを記録している。
以下、思い付いたタイミングでApple Watchの写真を撮ったので時間とともに経過するバッテリー消費をどうぞご覧あれ!
まずは一晩中充電していたApple Watchを充電器から外す。この時の時刻は8時4分。同時刻に満充電された「iPhone 6 Plus」も充電器から外した。
2時間後、Apple Watchの電池残量は98%に。時折受信する通知を確認したり、時間を確認する程度のことしかしていないが、1時間で1%程度しか減らないとは素晴らしい。
さらに2時間後、電池は89%を指していた。その前の2時間と比べて通知の量が多かったのだろうか。
1時間半で17%の電池を消耗しているが、これは7kmのランニングに行ったため。
少し時間が経過し、23時前には39%になった。測定開始から約15時間経っている。
そして日付が変わった瞬間、僕のApple Watchの電池残量は32%。想像していたよりも電池持ちは良い。
ただし、一方でApple Watchとペアリングする僕の「iPhone 6 Plus」に異変が起きていた。Apple Watchを手にしたその日以来、出番がめっきり減ってしまった僕の「iPhone 6 Plus」だが、1日を終えた時の電池残量はなんと25%。最近電池の消耗スピードが早くなってきているという印象はあったが、Apple Watchの影響は大きいと思われる。
結論としてApple Watchの電池は1日持つ。ただし、同時にペアリングしているiPhoneの電池も消耗してしまうことは考慮した方が良いかもしれない。
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