2026年のApple Watch、Touch ID搭載か。「劇的進化」の噂は本当かも…?
内部コード「AppleMesa」発見で現実味。新CPU搭載、デザイン大幅変更も示唆
2026年のApple WatchにTouch IDが搭載される可能性が浮上している。Apple内部のコードから、同社が次世代Apple Watchでの生体認証機能の実装を検討していることが判明した。
Macworldが発見しMacRumorsが確認したApple内部コードによると、2026年のApple Watchラインナップに向けて「AppleMesa」への対応が記載されている。AppleMesaは、AppleがTouch IDに使用している内部コードネームだ。
初のApple Watch向けTouch ID実装か
興味深いのは、2025年の新モデルを含む現行のApple Watchシリーズには、Touch IDに関するコードが一切含まれていない点だ。これは、2026年モデルが初めてTouch IDを搭載する可能性を示唆している。
具体的な実装方法は明らかになっていないが、一部のAndroidスマートフォンのようにディスプレイ下に配置するか、サイドボタンに統合する方法が考えられる。Apple WatchでのTouch ID搭載により、現在使用されている短い数字パスワードへの依存を減らし、デバイスのセキュリティを大幅に向上させることができるだろう。
新世代チップと大幅なアップグレード
内部コードからは、Touch ID以外の重要な情報も明らかになった。2026年モデルのApple Watch Series 12とUltra 4には、識別子「T8320」を持つ全く新しいCPUが搭載される予定だ。
現行のS9、S10チップ、そして来年登場予定のS11チップは、すべて「T8310」という同じ識別子を使用している。これは、2026年にSシリーズチップの大幅なアップグレードが実施される可能性を強く示している。
さらに注目すべきは、2026年のApple Watchラインナップが「Watch8」として識別されている点だ。Series 9、10、11はすべて「Watch7」として分類されており、これは2026年モデルが従来製品からの大幅な変更を伴うことを意味している。
デザイン変更の可能性も浮上
この情報を裏付けるように、DigiTimesは先週、来年のApple Watchに大幅なデザイン変更が予定されていると報じている。Touch IDの搭載と合わせて、Apple Watchシリーズにとって近年最大のアップデートとなる可能性が高い。
ただし、Appleがプロトタイプ段階でTouch IDセンサーの搭載を見送り、内部コードからの参照を削除する可能性も残されている。しかし、これらの発見により、Apple Watch Series 12およびUltra 4でのTouch ID搭載は現実的な選択肢として真剣に検討すべき状況となった。
Apple Payなどのセキュリティプロセスにおいても、デバイス上での生体認証により大幅な安全性向上が期待できるため、ユーザーにとっても歓迎される機能となりそうだ。
(Source: Macworld via MacRumors)
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