Apple Watch Ultraシリーズをおすすめする4つの理由。初代モデルが今なら3万円オフ
圧倒的なバッテリー持ち、大画面ディスプレイ、ダブルタップジェスチャー、充実した基本機能が魅力
Apple Watchを買うならUltraモデルがベストな選択肢だ。単なる通知確認デバイスではなく、Apple Watchの真価を発揮させたいと考えるユーザーにとって、Ultra 2が持つ優位性は非常に魅力的だ。
今回は、Apple Watch Ultraシリーズがなぜベストな選択肢なのか、その理由を詳しく解説する。
どのApple Watchを選ぶべきか?その難しさ
「Apple Watchを買うなら、どれを買うべき?」という質問に答えるのは非常に難しい。Apple Watchに何を求めるのか、買って何がしたいのか、予算がどの程度あるのか、によって最適な選択肢は大きく変わるからだ。
大前提として、この記事はApple Watchを生活の中に積極的に取り込みたいと思っている人、単なる「通知が確認できる腕時計」としてではなく、Apple Watchならではの機能をしっかりと使い込んでいきたいと考えている人に向けたものだ。そうした人にとってのベストな選択肢は、やはり間違いなくApple Watch Ultraシリーズだと僕は考えている。
現行モデルであるApple Watch Ultra 2は、その名の通り最上位モデルであり、その地位にふさわしい機能とパフォーマンスを備えている。では具体的に、どのような理由でUltraシリーズをおすすめするのか、詳しく見ていこう。
【理由1】圧倒的なバッテリー持ち
Apple Watch Ultraシリーズの最大の魅力の一つが、卓越したバッテリー持ちだ。Apple Watch Series 10を最新モデルとする「Series ○」系のApple Watchは、登場して以来「最大18時間」のバッテリー寿命しか実現できていない。対してApple Watch Ultra 2は通常使用で最大36時間、低電力モードでは最大72時間という圧倒的なバッテリー寿命を誇る。
2日目の朝。余裕で使える
確かに最新のSeries 10は高速充電に対応し、わずか30分間で80%まで回復するという優れた充電速度を持っている。しかし、たかが30分間、されど30分間。その30分間の充電時間を確保できないまま電池残量が足りなくなってしまうケースは十分に想定できる。特にアクティビティリングを積極的に完成させようとエクササイズを頑張る人などは、予想以上に電池持ちの減りが早くなる。
僕の体験では、Ultra 2は充電を2日に1回程度で済ませることができている。より活動的な日々が続く場合でも、寝る前や入浴中などの隙間時間に充電するだけで十分だ。実際のところ、Ultra 2のバッテリー容量は564mAhで、日常的な使用では2〜3日間の使用が可能なケースもある。
一方で、発売から半年以上経過したApple Watch Series 10では、発売直後に購入したユーザーからバッテリーの劣化を報告する声がちらほら見られるようになっている点も気になるところだ。バッテリー寿命が短いモデルほど、充放電サイクルの回数が増えるため、長期的にはさらに劣化が加速する恐れがある。
【理由2】情報量豊富な大画面ディスプレイ
Apple Watch Ultraは49mmという大型ディスプレイを搭載しており、一度に表示できる情報量が格段に多いのも魅力だ。特に「モジュラーUltra」の文字盤を設定することで、アクティビティリング、日付、日の入り・日の出、次の予定、気温・UV指数、雨予報をすべて一画面で確認できる。
Apple Watchを身につける理由の1つとして、iPhoneを見ることなく必要な情報に素早くアクセスできることがある。大画面だからこそ情報の一覧性が高く、使い勝手が良いのだ。もちろんシンプルな文字盤を設定すれば、その分文字や情報が大きく表示され、視認性も向上する。
さらにApple Watch Ultra 2のディスプレイは最大3,000ニトという高輝度を誇り、屋外でも優れた視認性を確保できる。これは初代Ultraの2,000ニトから50%アップした数値だ。電池持ちを気にすることなく常時表示をオンにしたままでも電池は1日余裕で持つため、腕時計として安心して使うことができる。
【理由3】ダブルタップジェスチャーの実用性
Apple Watch Ultra 2とApple Watch Series 9/10には、S9チップ以降を搭載しているため、ダブルタップのジェスチャーに対応している。このジェスチャーは、親指と人差し指を素早く2回タップするだけで様々な操作ができる機能だ。
新しいダブルタップのジェスチャー
最初のうちは思うように操作できず「単なるギミックだ」と感じていた僕だが、センサーがしっかりと手首の上に乗っているように調整して指を動かすことで、高い確率で動作させられるようになった。自転車に乗っているとき、つり革を掴んでいるとき、子どもと手を繋いでいるときなど、右手が塞がっているときに左手で簡単な操作が可能になる仕組みは、実際に使ってみると予想以上に便利だ。
ダブルタップで実行できる操作には、スマートスタックのスクロール、通話の応答・終了、音楽の再生/一時停止、メッセージへの音声返信、タイマーの開始・停止など多岐にわたる。特に両手がふさがっている状況で重宝する機能だ。
【理由4】充実した基本機能と頑丈な作り
Apple Watch Ultraシリーズは、もちろんApple Watchとしての基本機能をすべて備えている。高心拍数と低心拍数の通知、不規則な心拍リズムの通知、心肺機能レベル低下の通知、転倒検出や衝突事故検出など、健康関連機能はすべて標準装備だ。
また、水深40メートルまでのレクリエーションダイビングに対応し、水深計や水温センサーも搭載。アウトドアやスポーツなど過酷な環境での使用も想定された頑丈な作りになっている。
セルラーモデルがデフォルトとなっているので、iPhoneを持ち歩かなくてもメッセージや通話が可能だ。僕自身は現状セルラー機能をほとんど使っていないが、緊急時のための安心感がある。Wi-Fiモデルは選べないが、セルラー機能を使わなくても問題なく使用できる。
初代UltraとUltra 2の違いは?今買うならどちら?
現行モデルのApple Watch Ultra 2と初代Ultra(2022年モデル)の違いについても触れておこう。主な違いは以下の点だ:
- Ultra 2はストレージ容量が2倍(64GB)
- Ultra 2はディスプレイの明るさが50%アップ(3,000ニト vs 2,000ニト)
- Ultra 2には新しいS9チップと第2世代の超広帯域チップを搭載
- Ultra 2はデュアルバンドGPSに対応
- Ultra 2はオンデバイスSiriに対応
- Ultra 2はダブルタップに対応
ただし、核となる機能やデザイン、バッテリー持ちなどはほぼ同じだ。初代UltraがApple公式サイトですでに販売終了している一方、家電量販店「ヤマダデンキ」のオンラインストア「ヤマダウェブコム」では初代Ultraが31,000円オフで販売されている。
Ultra 2は128,800円から、ヤマダウェブコムなら初代モデルが74,800円。5.4万円の差額は見過ごせない。Ultra 2との機能差を考えると、十分に魅力的な選択肢と言える。
僕は現在Ultra 2と初代Ultraを併用しているが、バンドの違いがなければ見分けることはほぼ不可能だ。同じデザインで基本性能も変わらないため、価格を重視するならば初代Ultraも非常に良い選択となる。
まとめ:Apple Watchを本格活用するならUltraシリーズがベスト
Apple Watchを本格的に生活の中に取り入れるということを考えているのであれば、Apple Watch Ultraシリーズが断然おすすめだ。優れたバッテリー持ち、情報量豊富な大画面、便利なダブルタップ機能、そして耐久性に優れた設計と、まさに「Ultra」の名にふさわしい性能を備えている。
予算や好みに応じて、現行のUltra 2か、あるいはお得に購入できる初代Ultraを選ぶとよいだろう。どちらを選んでも、Apple Watchの真価を十分に体験できることは間違いない。
それって、防水性とか衝撃耐性ってどんなもんなんです??充電しながら着用は確かに便利そうですね!
これか→ https://www.whoop.com/jp
くー!欲しくなる記事ですねぇ。
ところで、WHOOPというリストバンド型の機器は、バッテリーパックを取り付けて充電するので、着用しながら充電ができて画期的で羨ましいです。