Apple Music、米国の有料会員数でSpotifyに逆転した可能性
米国だけではなく世界でも「Apple Music」の成長率は2.4〜2.8%となっているが、「Spotify」は2〜2.3%
「Apple Music」が米国における有料会員数で「Spotify」を上回ったとWSJが報じている。
逆転は2019年2月に起きた模様。「Apple Music」に2,800万人の米国有料会員が登録していたのに対し、「Spotify」は2,600万人だったという。
成長率が好調、米国以外のマーケットでも追い抜く可能性も
米国における「Apple Music」の好調が報じられたのは今回が初めてではない。昨年7月、「Apple Music」のユーザー数が「Spotify」のユーザー数を逆転したとDigital Music Newsが報じていた。
WSJも同年2月には夏までに追い抜く可能性を指摘し、「Apple Music」の新規ユーザー獲得率は「Spotify」を上回っていると伝えていた。今回の情報によると、「Apple Music」は2.6〜3%のペースで増えているのに対し、「Spotify」は1.5〜2%に留まっているという。
成長が確認できているのは米国だけではない。全世界で見た場合においても、「Apple Music」の成長率は2.4〜2.8%となっているが、「Spotify」は2〜2.3%となっているとのこと。そのため、米国以外のマーケットでも「Spotify」を追い抜く可能性が出てきている。
今回報じられているのはあくまでも有料会員数であり、両サービスの無料ユーザー数は含まれていない。「Apple Music」は3ヶ月の無料トライアルを提供しているのに対し、「Spotify」は広告付きの無料サービスを提供。
そのため、無料・有料の両会員を合わせたユーザー数は引き続き「Spotify」の方が多いと考えられる。
(via MacRumors)
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