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Apple、2025年ホリデーCM「A Critter Carol」公開。AI時代に”手作り”で勝負

森の動物たちがiPhone 17 Proで友情の歌を撮影、全編手作りパペットで撮影した心温まる短編映画

Appleが2025年のホリデーシーズンに向けたCM「A Critter Carol」を公開した。雪深い森を舞台に、森の動物たちが落とし物のiPhone 17 Proを使って友情の大切さを歌う姿を描いた短編映画だ。

ストーリーは動物たちが人間の落としたiPhoneを発見し、自分たちのパフォーマンスを撮影するところから始まる。後に持ち主がApple Watchの「探す」アプリを使ってデバイスの場所を特定し、心温まる動画を発見するという構成になっている。

実写と手作り感を重視したクリエイティブ

このCMの注目するべきところは、AI全盛の時代において、Appleはあえて実用的な特殊効果を採用したことだろう。登場するアライグマ、クマ、フクロウ、シカ、リスなどの動物たちは、すべて手作りのパペットで表現されている。

AppleのホリデーCMは毎年、世界中のファンから注目されている。パペットは、どこか暖かさがあり、優しさがあり、ホリデーシーズンにピッタリだ。

監督を務めたのは、オーストラリア出身の受賞歴を持つMark Molloy氏。Appleは今回の短編映画を通じて、人間の創造性が持つかけがえのない価値を強調している。

iPhone 17 Proの撮影性能をアピール

広告はすべてiPhone 17 Proで撮影されている。ただし、追加のハードウェアとソフトウェアが使用されたことも付記されている。

今回の作品では、iPhone 17 Proの8倍ズーム、センターフレーム機能を使ったセルフィー、前面と背面カメラの同時撮影が可能なDual Captureといった高度なカメラ機能が披露された。Molloy監督は「iPhone 17 Proのパワーに驚いた。真に没入感のある方法でストーリーを捉えることができたからだ」とコメントしている。

木版活字による手作りのタイポグラフィ

メイキング映像では、パペット師による撮影の舞台裏に加え、キャンペーン全体で使用されたタイポグラフィが木版から手刷りで制作されたプロセスも紹介されている。細部にまでこだわった手作業が、作品全体の温かみを演出している。

広告は米国の感謝祭に合わせて公開された。

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更新日2025年11月28日
執筆者g.O.R.i
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